UEFAガイド:良質なスタジアム建設の手引き
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67トイレ1室/125人トイレ1室/250人小便器1つ/125人トイレ1室/車椅子15台サッカー観戦における衛生設備の必要最低条件は男女比を8:2として設定※Jリーグは、男女比5:5、洋式トイレ1室/200人(男女とも)、小便器1つ/125人(Jリーグクラブライセンス交付規則・交付規則運用細則)トイレトイレはスタジアムの最も重要な公共施設の一つです。通常、メイン・コンコース内で座席エリアからのアクセスができるだけ容易な位置に設けられています。トイレ設備の数と比率を決定する際には最新のUEFAおよび地域で定められている基準を参考にすべきでしょう。トイレ設備には短時間に利用が集中する状況に耐え得る設計が必要です。ほとんどの利用が試合開始直前、ハーフタイムおよび試合終了直後に集中しますので、ピーク時にも出入りが容易であるように設計されている必要もあります。男性用トイレと女性用トイレの比率はクラブ/サッカー協会が設けている特定の基準に従い、国内における指針に沿って決定されるべきものです。サッカーの試合観戦に足を運ぶ女性はどんどん増えており、女性用トイレも男性用と同様に考慮されるべきでしょう。障がい者用のトイレもスタジアムの各階に全体的に均等な割合で適切な数が用意されていなければなりません。障がい者用トイレのいくつかはベビールーム(おむつ交換)設備も備えていることが推奨されます。採用されるべき障がい者用トイレの最低個数/比率に関する指針は地域における規制内容およびUEFA−CAFE刊行『Access for All』で確認できます。救急施設医務室は、スタジアムの場外・場内どちらからも、車椅子利用者を含めた全ての利用者、救急車両が容易にアクセスできる場所に設置します。また、室内に車椅子利用者にも問題なく使用できる専用のトイレ設備が設置されていなければなりません。加えて、スタジアムの各セクターには、手当てや処置が必要な観客が、セクターを越えて移動する必要がないように、明確な案内表示のある個別の救護室が設置されていなければなりません。救護室は容易に利用できるスペースでなければなりません。ドアと通路は担架や車椅子が不自由なく通れる必要があり、壁や床は滑らかで清掃が容易なものであるべきです。必要とされるあらゆる医療機器や備品を収納できるスペースも設けなければなりません。救護室の個数、位置、大きさ、そして設置機器は地域の保健局の意見を仰いだ上で決定すべきでしょう。主な利用者および機能

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