UEFAガイド:良質なスタジアム建設の手引き
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42駐車場関連の必要項目◦一般◦障がい者◦スポンサー◦メディアおよびテレビ◦VIP◦当局関係者およびVVIP◦スタッフ◦選手◦関係者、審判員および使節団◦メンテナンス・スタッフ◦救急隊◦警察および警備員◦ケータリング・スタッフ◦販売スタッフ◦マーケティング・スタッフ◦VIP応対スタッフ◦清掃スタッフ加えて、これらの利用者グループにはスタジアム内への直接アクセスを備えた個別または共通の降車場を用意する必要があります。各グループには障がい者用の適当な駐車スペースと降車場も用意されているべきであり、それらはスタジアム内のアクセスにも屋内通路にも近い位置に設けられていなければなりません。一般向けの駐車場を含むスタジアム設計が増えていますが、これは都市中心部よりも郊外を建設地とする場合に実現しやすいデザインです。しかし、スタジアム・コンプレックスの内部や地下に駐車場が設計されている場合にも、一般用の駐車スペースは非常に限られる可能性があります。車両の進入制限を行う地域の警備方針、入場口の数、駐車スペースが割り当てられる他の利用者グループの種類と数などにより、一般向けの駐車スペースが限られてしまうのです。そこで、スタジアム内の一般駐車スペース不足を補う方法として、スタジアム近辺に適当な数の駐車エリアが用意されなければなりません。観客には極力、公共交通機関の利用を奨励するべきですが、ビジターチームのサポーターがバスを連ねて試合会場を訪れる習慣は今でも変わりません。そのための駐車場もスタジアムの敷地内か近辺に必要です。その他のアクセス要件左表からも理解できるように、スタジアムへの車両アクセスの整理は複雑な作業となります。車両タイプによって利用者に対する安全検査のレベルも変わりますので、どのタイミングでどの車両カテゴリーにスタジアム敷地内への入場を認めるかという整理と規制を行うためには、包括的なアクセス戦略を必要とします。スタジアム周辺エリアに関しても明確なプランが必要です。十分な道路網があって、日常的に、試合やイベントの開催日には特に、交通がスムーズに流れ渋滞が起きないようにしなければなりません。スタジアム設計には、試合当日の運営に関係する種々の業務、販売、また専門職に従事する人々のための専用アクセスと入場口の必要性も盛り込まれていなければなりません。例えば、テレビの中継クルーやメディア・スタッフがケータリング業者と同じアクセス・ルートや入り口を使用するべきではないでしょう。警察車両と救急車には常にスムーズな出入りを可能にする経路が確保されていなければなりません。建設地と立地条件

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