UEFAガイド:良質なスタジアム建設の手引き
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30A:12収益を生み出す技術活用近年の技術の進化には目を見張るものがあり、スタジアムに収益をもたらすための活用法も数多く存在しています。オンラインショップでのグッズ販売のほか、スタジアム・レストランの予約(事前に注文まで行える場合も!)が可能なクラブ公式サイトもあるほどです。ウェブサイトや、ツイッター、フェイスブックといったソーシャルネットワークが持つ影響力が高まり続ける中、オンラインビジネスの存在感にも同じことがいえるのです。Wi-Fiが利用できるスタジアムであれば、観客はコンピューター、携帯電話、PDA(携帯情報端末)を使って試合当日にさまざまな情報をオンラインで取得することができます。試合のデータやリポートはもちろん、場合によってはリプレーを確認することも可能です。スタジアムでの広告収入の重要性も高まっており、広告手段も新たな技術によって革新的に変化しています。試合当日には、ビデオ壁、大型映像装置、LEDビジョン、電光看板を利用することによって、視覚的にインパクトのあるメッセージをスタジアム内のファンやテレビ観戦者に発信することが可能になっています。こうした技術活用方法を実現するため、スタジアムはデータ転送ケーブルや光ファイバー・ネットワーク使用が考慮されたインフラを備えている必要があります。最新技術を採用できるよう、技術の進化を前提とした「将来性」も大切です。最先端の技術を活用したビジネス・ソリューションは、スタジアムが提供し得る商業パッケージの魅力的な側面となります。スタジアム建設の戦略的判断

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