15A:5費用計画書費用計画書はあらゆる事業計画の基本要素です。プロジェクトの全工程を通して発生し得る、建設、専門家、法規、金融、ライセンスなどに関連する全ての支出を広範囲にわたって詳細に分析するためのものです。計画書にはスタジアム開設後に想定される給与支払い、メンテナンス費用、光熱費といった運営費も数値化して含めます。また、こうした支出を相殺するために用いられる将来的な収益や収入源も組み込むべきでしょう。実際のコストが事業計画書上の見積もりを超えることがないようにすることが大切です。多くのクラブ、なかでも小規模のクラブには予算オーバーが許されないものです。費用計画書に含まれる主な支出項目は以下のとおり。◦建設用地取得の関連費用◦専門家および設計費用◦建設費用◦ライセンス取得費用◦法的費用◦広告およびマーケティング関連費用◦運営費用◦エコ対応関連費用◦資金調達関連費用◦保険料◦報告書および土質調査関連費用◦内部経費A:6実行計画書実行計画書は取り組みが必要なさまざまな種類の作業や活動を確認するためのものです。これにより、スタジアム完成までに要する期間がより明確になります。1段階の計画書でも数年間にわたる複数段階構成の計画書でも構いません。資金や用地(の一部)が確保できないなど、場合によっては計画書を段階的に構成することが必要になるでしょう。実行計画書は以下のような重要な問題に対する答えになっていなければなりません。◦現在どの段階にあるのか?◦目標は何か?◦どのようにして目標を達成しようとしているのか?◦どのようにして進捗を確認しようとしているのか?さらに、優れた実行計画書には下記の要素が含まれているべきでしょう。◦目標◦期待◦活動◦スタッフ配置と人材関連の必要事項◦工期の概要と節目◦工程のモニタリングスタジアム建設の戦略的判断
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