114この方式では、建築家や技術者が、建設業者がスタジアム建設に伴う総費用見積もりと最終価格を提示できるような詳細を含む概略設計を作成します。クオリティー、仕上げ、そして特定の構造上およびM&E(機械的、電気的)システムに関する事柄が、完璧かつ最終的な詳細を含むレベルではないとしても、明確に定義されることになります。元請負業者はそこから、責任を持って完全な設計、建設計画の作成に当たります。これにより、例えばプレハブ工法採用の是非といった建設方法の選択や、概略設計で定められているクオリティーと機能を実現する上で最適な素材の選択といった重要事項に関する決定権を建設業者自身が持つことができます。デザインビルド方式は設計および建設計画の詳細に関するクライアントによるコントロールの幅を狭めることになりますが、確かな発想に基づいて作り上げられたものであれば、クライアントにスタジアム建設の最終費用が初めから確認できているという安心感を与える方式でもあります。プラス要素費用デザインビルド方式には、後の変更があり得ない固定価格であることとすり合わせ関連コストが安価であるという、単一契約のメリットがあります。建設工事段階
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