J.LEAGUE J STATS REPORT 2025 Q1
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● 各リーグのハイプレッシャー受け数とボール保持継続率 ※1試合1選手平均 ※●:上位5チーム 8888888柏ボールインプレータイム(分)※HIRR(High Intensity Running Ratio):フィールドプレーヤーの走行距離のうち時速20km以上の割合※ボールインプレータイム:ボールがインプレーとなっている時間(SkillCorner定義)※J1リーグは第9節終了時点、欧州リーグは2024-25シーズンの2025年4月17日時点でのデータアーセナルFCアストン・ヴィラFCACミランインテル・ミラノユヴェントスFC京都岡山鹿島名古屋J3平均J2平均神戸町田福岡FC東京川崎Fマンチェスター・シティFCトッテナム・ホットスパーFCリヴァプールFCボローニャFCアタランタBCプレミアリーグ平均C大阪東京V清水湘南浦和リーグ・アン平均J1平均セリエA平均ラ・リーガ平均ブンデスリーガ平均広島横浜FCG大阪レアル・マドリードアトレティコ・マドリードFCバルセロナジローナFCアスレティック・ビルバオパリ・サンジェルマンLOSCリールOGCニースASモナコスタッド・ブレスト29新潟横浜FMVfBシュトゥットガルト鹿島アントラーズFC町田ゼルビアアビスパ福岡FC町田ゼルビアFCバイエルン・ミュンヘンバイヤー・レバークーゼンボルシア・ドルトムントRBライブツィヒガンバ大阪ヴィッセル神戸サンフレッチェ広島柏レイソル鹿島アントラーズサンフレッチェ広島111417111417545611141720111417201114172090%85%80%75%70%65%2060%590%85%80%75%70%65%2060%590%85%80%75%70%65%60%590%85%80%75%70%65%60%5111490%85%80%75%70%65%60%51114※横軸:ハイプレッシャー受け数 ※縦軸:被ハイプレッシャー時のボール保持継続率※J1リーグの2024シーズンは第38節終了時点、2025シーズンは第9節終了時点、欧州リーグは2023-24シーズンのデータHIRR9.0%8.5%8.0%7.5%7.0%6.5%6.0%42444690%85%80%75%70%65%172060%590%85%80%75%70%65%172060%548505206● チーム別の平均HIRRとボールインプレータイム 世界トップ水準との比較●イングランド プレミアリーグ● スペイン ラ・リーガ● フランス リーグ・アン 欧州5大リーグと比較すると、J1はボールインプレータイムが最も短いが、HIRRではプレミアリーグ、リーグ・アンに次ぐ高さとなっている。プレミアリーグはHIRR、ボールインプレータイムともに高くなっており、J1ではセレッソ大阪が近しい値を記録している。● ドイツ ブンデスリーガ● 日本 J1リーグ(2024)● 日本 J1リーグ(2025) ※第9節終了時点 世界トップ水準との比較を行うため、プレミアリーグ(イングランド)、ラ・リーガ(スペイン)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)、リーグ・アン(フランス)とJ1のデータを見ていく。欧州リーグとデータの定義をそろえるため、J1のデータも外部ソース(データ提供:SkillCorner)を利用している。● イタリア セリエA 「J STATS REPORT 2024」でも紹介したとおり、各リーグのチーム別のハイプレッシャー受け数とボール保持継続率を見ると、セリエAとJ1以外は、優勝チームの「ハイプレッシャーを受けた際のボール保持継続率」が80%を超えている。特にブンデスリーガでは上位5 チーム、ラ・リーガでは上位4 チームが、ボール保持継続率のトップ5 と一致しており、ハイプレッシャーを受けながらもそれを突破して勝利していることがうかがえる。継続率のトップ5 は、ガンバ大阪(75.5%)、横浜F・マリノス(75.4%)、川崎フロンターレ(75.4%)、柏レイソル(74.9%)、清水エスパルス(74.4%)となっている。 2024シーズンのJ1では、上位チームが中央あたりに多く位置しており、欧州リーグと異なる傾向となっていた。2025シーズンは、第9節を終えた時点で全体的にやや右寄りに推移していることが見て取れる。なお、ハイプレッシャーを受けた際のボール保持 HIRRとボールインプレータイムの関係性を見ると、全体的に右肩下がりになっており、HIRRが高いほどボールインプレータイムが短くなる傾向にあることがわかる。HIRRが最も高い京都サンガF.C.のボールインプレータイムが最も短く、ファジアーノ岡山が続いている。 SPECIAL

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