IILISUSTANABTY-Jリーグが取り組む気候変動問題へのアクション豪雨や台風などを理由に中止となった試合数が2018年を境に約5倍(2024年12月時点)になるなど、近年Jリーグが目指す「安心安全な運営」、「安心してお客さまをお迎えした試合の開催」というフットボールそのものにも危機感を持たざるを得ない環境となってきた。またJクラブが拠点を構えるホームタウンでも、気候変動の影響はかつてないほどに顕在化するとともに、常態化している。スポーツをする環境、土台そのものが脅かされている今、「サッカー選手になりたい! 屋外でスポーツを楽しみたい!」という子どもたちの夢や日常を守るため、2023年から「Jリーグ気候アクション」を開始した。Jリーグでは、全60クラブが地域密着で実施するホームタウン活動を行ってきた。各地域と共に発展してきたJリーグやJクラブがハブとなり、ファン・サポーターの皆さま、自治体や地元企業と連携し、スポーツを楽しめる日常を守っていくための取り組みを行っている。78Jリーグ気候アクション
元のページ ../index.html#78