TOPCSI211979年9月27日生まれ。静岡県出身。1998年、浦和レッズに加入。日本、オランダ、ドイツ、オーストラリアの7クラブでプレー。フェイエノールト在籍時にはUEFAカップ(現・UEFAヨーロッパリーグ)で優勝を経験。FIFAワールドカップには1998年、2002年、2006年と3大会連続で出場した。2023シーズン終了後に現役を引退し、2024年1月14日に北海道コンサドーレ札幌のアンバサダーに就任。2024年からJリーグ特任理事も務める。1968年生まれ。シーカヤックショップで働いたのち、99年からパタゴニア東京・渋谷ストアに勤務。2000年に正社員として入社後、2009年から2019年まで日本支社長を務める。パタゴニアを退職後は社会活動家・ソーシャルビジネスコンサルタントとして、企業やNPOのビジョン・戦略策定に携わる。2022年、Jリーグ社外理事に就任し、翌2023年に執行役員に就任。サステナビリティ領域を担当している。にする。気候変動対策に賛同する方々が、「その税金の使い方いいね」と言ってくれれば自治体も動く、企業も負担が減る。そんなふうにつながって、新しい仕組みができる。クラブは地域のハブとして、大事な役割を担える可能性を持っています。-訪れる先のJクラブはまだまだ全国にあります。2025年以降への思いを。小野 まずはこの取り組みを続けていくこと。そして、サッカーの楽しさに加えて「将来ではなく、今から日本代表を目指すんだ」といったことも伝えたい。意識が変われば、日々の行動も変わっていく。この活動を通し、子どもたちと接して改めて感じられていますので。辻井 現場を回ることに加え、協賛企業などの仲間を増やすことも僕の仕事です。このスマイルフットボールツアーの価値をより可視化し、協賛いただける企業を増やせれば、こうした取り組みやJリーグ自体も持続可能性が高まる。そのためにも、中身が大事になります。より良いものをつくりつつ、仲間を増やす、という両輪で活動を続けていきたいです。文:藤木健(朝日新聞社)プロフィールPROFILE小野伸二辻井隆行
元のページ ../index.html#21