J STATS REPORT 2024
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SISYLANA120241202382022● 各リーグの試合結果と1試合平均得点の比較1試合平均得点(両チーム合計)● J1リーグと欧州5大リーグ平均の月別ハイインテンシティ走行距離比較 ※J1リーグの2024年2月を基準とした増減割合※1試合におけるフィールドプレーヤー1人あたりのハイインテンシティ(20km/h以上)での平均走行距離。対象は各試合において60分以上出場している選手。4610%5%0%-5%-10%-15%-20%-25%1011129234567892345678938.4%46.1%43.9%43.8%41.8%39.2%27.4%21.6%28.2%26.5%29.5%26.5%101112-0.3%-1.3%-2.5%-2.1%-7.4%-5.9%-8.4%-7.9%-13.5%-14.2%-18.7%34.2%8.4%32.4%2.9%27.9%8.2%29.7%4.2%28.7%7.9%34.3%8.8%101112-0.1%-8.8%-14.1%-13.1%-19.1%2.673.282.643.222.612.70■ホームチーム勝率   ■引き分け率   ■アウェイチーム勝率J1リーグ   欧州5大リーグ平均 本章では、Jリーグと世界との比較を行うため、欧州5大リーグであるプレミアリーグ(イングランド)、ラ・リーガ(スペイン)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)、リーグ・アン(フランス)とJ1リーグのデータを見ていく。欧州リーグとデータの定義をそろえるため、J1リーグのデータも外部ソース(データ提供:SkillCorner)を利用し、欧州リーグは2023-24シーズン、J1リーグは2024シーズンのデータを対象としている。 ホームチーム勝率ではプレミアリーグが46.1%でトップ、J1リーグが38.4%で昨シーズンに続き最も低かった。ホームチーム勝率とアウェイチーム勝率の差が最も大きいのは、ラ・リーガで16.1ポイント。続いてブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエAが13ポイント超となっており、ホームアドバンテージがかなり強い傾向があるといえる。一方で、リーグ・アンは4.9ポイント、J1リーグは4.2ポイントで最も低くなっている。 スコアレスドロー率に関しては、J1リーグは昨シーズンの7.8%から8.4%と増加し、リーグ・アンに次いで2番目の高さとなっている。一方、プレミアリーグは2.9%、ブンデスリーガは4.2%と、スコアレスドロー率が極端に低くなっている。1試合平均得点を見ても、プレミアリーグとブンデスリーガのみ3点以上となっており、得点の入る試合が多くなっていることがわかる。特に、プレミアリーグは昨シーズンの2.85点から3.28点に急増している。 月別のハイインテンシティ走行距離について、J1リーグと欧州5大リーグの平均を比較すると、2023シーズンと2024シーズンともに、2〜6月にかけてはほぼ合致しているが、J1リーグは7〜9月の夏場に大きく落ち込んでいる。欧州5大リーグではシーズンが開幕する8月でも落ち込みは少なく、J1リーグと最も隔たりのあるのが8月ということがわかる。日本 J1リーグイングランドプレミアリーグスペインラ・リーガドイツブンデスリーガイタリアセリエAフランスリーグ・アン-4.9%-8.6%-6.8%-10.4%試合結果0.5%-0.5%-0.6%-3.5%-1.6%-3.9%-4.3%-4.0%-7.3%-7.6%-11.1%スコアレスドロー率0.0%0.1%0.7%-0.4%-0.7%-1.8%-3.6%-3.6%-5.5%-6.7%-11.3%-18.0%欧州5大リーグとの比較SPECIAL

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