● J1月別の1試合平均HIRR(単位:%)9月8月7月6月5月4月3月2月● 各リーグのスプリント到達時間TOP5(単位:秒) ※データ提供:SkillCorner ※スプリント到達時間:時速9km以下から時速25km以上まで加速するのにかかった最少時間7.067.297.407.1010月8.347.8011月12月60%50%40%41.3%30%20%10%0%山根 永遠 梶谷 政仁 田中 和樹 阿部 海大50.7%40.6%41.0%41.6%44.2%2016201720182019202051.3%50.8%51.2%2021202220232024梅木 怜阿野 真拓奥田 雄大 内田 瑞己 山脇 樺織9.08.58.288.078.07.978.047.57.487.06.56.0 ※インプレー90分換算、1試合1チーム平均8007006005004003002001000永井 謙佑 山下 諒也レオ ゴメス長沼 洋一細谷 真大 2016201720182019 インプレー時間90分に換算した急加速回数と急減速回数のシーズン推移について比較すると、年間通じて交代枠が5人になった2021シーズンを境に大幅に増えているのがわかる。フレッシュな選手が投入される機会が増えたことで強度が上がっているといえる。また、試合中にトップスピードが時速30kmを超えた選手の割合も全く同じ傾向となっており、2021シーズン以降で大幅に増えている。2024シーズンは51.2%と、昨シーズンとほぼ同じ結果になっており、試合数が増加しても高い強度を維持しているのがわかる。 選手のスピードを測る指標の一つとして、スプリントに到達するまでの時間を各リーグで見ると、J1では名古屋グランパスの永井 謙佑が1.020秒でトップ。Jリーグ全体を通じても最速である。ガンバ大阪の山下 諒也が1.057秒で続き、他にも快速アタッカーが上位に名前を連ねた。 J2では、横浜FCの山根 永遠が1.023秒と永井 謙佑に匹敵する速さでトップ。5位にはファジアーノ岡山に所属するセンターバックの阿部 海大がランクインした。 J3では、FC今治の梅木 怜、テゲバジャーロ宮崎の阿野 真拓、カマタマーレ讃岐の内田 瑞己、ギラヴァンツ北九州の山脇 樺織と、右サイドを主戦場とする選手が多く並んでいる。20202021202220231.020 1.057 1.083 1.087 1.093 1.113 1.120 1.130 1.130 1.133 泉 柊椰 1.133 452023シーズン377.3 380.6 374.1 373.2 384.1 249.8 249.2 248.0 247.4 251.0 297.4 308.8 302.8 300.2 ■急加速回数リーグ選手2024シーズン435.4 448.0 437.9 429.4 ■急減速回数スプリント到達時間リーグ● J1 急加速・急減速回数のシーズン推移● J1 試合中にトップスピードが時速30kmを超えた 選手の割合に関するシーズン推移 月別のHIRRはおおむね昨シーズンと同様の傾向で推移したが、今シーズンは8月でも7.06%と7%以上をキープした。一方で、10月は日本全国で平均気温が同月として歴代1位となるなど残暑が厳しく、昨シーズンの7.98%に対して今シーズンは7.40%と、大きな隔たりが生じた。20241.023 1.057 1.063 1.063 1.090 スプリント到達時間選手マルコス ギリェルメリーグスプリント到達時間選手
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