J STATS REPORT 2024
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● J1 カウンタープレッシング回数 と守備成功率のシーズン推移● J1 ハイプレッシング回数と 守備成功率のシーズン推移● J1チーム別のタックルラインの分布(単位:m)鳥栖福岡広島神戸C大阪G大阪京都名古屋磐田新潟湘南横浜FM川崎F町田東京V浦和鹿島札幌FC東京● J1 選手別のマーキング回数とマーキング結果 ※対象:マーキング回数の上位20選手マーキング結果65%マテウストゥーレル(神戸 )植田 直通(鹿島 )504030201020201試合平均ハイプレッシング回数2022202170605040302010060%55%50%45%40%35%1000110043.8 45.345.4 35.9 35.3 34.9 39.040.738.1 試合ごとのタックルラインの分布を見ると、外れ値を除いて最も高い位置にあるのはサンフレッチェ広島で、シーズン平均も43.9mでトップ。京都サンガF.C.は試合ごとのばらつきが小さく、シーズンを通してタックルラインが高かったことがわかる。低い位置で試合ごとのばらつきが小さいのはFC東京で、シーズン平均も最も低く、守り方が一貫している。一方、アルビレックス新潟は他のチームに比べてばらつきがやや大きい結果となった。 マーキング回数1位は北海道コンサドーレ札幌の岡村 大八で1819回。2位となった名古屋グランパスの三國 ケネディエブスに200回近い差をつける圧倒的な数字で、相手チームの攻撃陣に自由を与えなかったことが表れている。上位20選手の中で13人がリーグ戦6位までのチームの選手となった。 マーキング結果を見ると、浦和レッズのマリウス ホイブラーテン、ヴィッセル神戸のマテウス トゥーレル、鹿島アントラーズの植田 直通の3選手は60%を超えており、彼らにマークされている選手にボールが入ってもなかなか攻撃がつながらなかったといえる。45.1 43.9 33.6 32.1 40.540.241.740.136.0504030201000柏20232024守備成功率(%)1200130046.0 46.1 44.4 44.8 26.5 25.8 25.8 25.0 43.240.840.138.32024160017001800190039.839.741※データのばらつきを表しており、青い箱の範囲に中央50%(第1四分位数~第3四分位数)のデータを含む。●は外れ値。箱内の数字は平均値。※マーキング結果:マーキングされている攻撃側の選手がプレーに関与してから5秒以内に、マーキングしている守備側の選手またはチームがマイボールにした割合20201試合平均カウンタープレッシング回数20212022202314001500守備成功率(%) ハイプレッシングとカウンタープレッシングについてJ1のシーズン推移を見ると、どちらも守備成功率には大きな変化はないものの、回数はどちらもリーグ全体としてはやや減少傾向にある。それだけに、連覇を果たしたヴィッセル神戸がこの部門で他チームに差をつけていることは注目される。44.8 23.6 38.343.237.840.741.643.9関川 郁万(鹿島 )山川 哲史(神戸)昌子 源(町田)山﨑 浩介(鳥栖 )リカルド グラッサ(磐田)中谷 進之介(G大阪)中野 就斗(広島)林 尚輝(東京V)荒木 隼人(広島)古賀 太陽(柏)田代 雅也(福岡)谷口 栄斗(東京V)マリウス ホイブラーテン(浦和)ドレシェヴィッチ(町田)千田 海人(東京V)福岡 将太(G大阪)マーキング回数三國 ケネディエブス(名古屋)岡村 大八(札幌)

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