J STATS REPORT 2024
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F C0柏柏7前方ロングパス成功率パス成功率京都町田福岡磐田神戸東京V鹿島東京湘南広島鳥栖C大阪G大阪札幌川崎F 浦和横浜新潟パス数自陣から始まった攻撃のシュート到達率● J1 1試合平均パス数とパス成功率のシーズン推移● J1 チーム別の1試合平均パス数とパス成功率● J1 チーム別の1試合平均前方ロングパス数と前方ロングパス成功率 1試合平均の前方ロングパス数が最も多かったのはFC町田ゼルビアで36.9本。ヴィッセル神戸は前方ロングパス成功率がリーグトップの38.6%。この2チームは数と成功率が共に高く、強力な攻撃手段として使いこなしていたことが数字に表れている。 ボール保持率の高い横浜F・マリノス(リーグ1位)、アルビレックス新潟(同2位)、川崎フロンターレ(同4位)の3チームは、前方ロングパス数は少ないものの成功率は高く、場面によってはロングパスを効果的に使っていたことがわかる。● J1 チーム別のボール保持率と自陣から始まった攻撃のシュート到達率● J1 チーム別の自陣から始まった攻撃での得点数70084%83%82%82%79%80%78%77%74%600500400300200100F M78%77%76%76%73%74%74%71%69%70%68%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%1414132925242323222121211919191816161539全カテゴリーを通じてゴールキーパー以外で最も多くの前方ロングパスを成功させたのは、J2の横浜FCの福森 晃斗で132本。J1で最も多かったのは横浜F・マリノスのエドゥアルドで85本、J3はアスルクラロ沼津の附木 雄也とガイナーレ鳥取の温井 駿斗で97本だった。2020シーズン40%38%36%34%32%30%28%26%2628309%8%7%6%5%4%3%2%1%0%40%45% ボール保持率の高いチームほど、自陣から始まった攻撃でシュートまで到達する可能性が高いという傾向が見て取れるが、サンフレッチェ広島だけはボール保持率が49.5%ながら、シュート到達率が7.7%と最も高く、異彩を放っている。ディフェンシブサードでのボールロスト数ではリーグ最少となっており、自陣からゴール前へのボール運びの精度の高さがうかがえる。自陣から始まった攻撃での得点数も29点と最も多く、リーグ最多の得点数72を記録した一つの要因となっている。2021シーズン323450%55%柏名古屋町田札幌広島広島浦和神戸FC東京川崎F鹿島横浜FM新潟京都湘南磐田鳥栖東京V柏町田札幌G大阪C大阪名古屋福岡横浜FM新潟2022シーズン363860%2023シーズン J1の1試合平均パス数は2020シーズンから4シーズン連続で減少し、データを取得している2011シーズン以降で最も少ない434本となった。 チーム別の1試合平均パス数とパス成功率のトップは、2シーズン連続でアルビレックス新潟。どちらも横浜F・マリノスがリーグ2位となっている。 リーグ戦上位3チームであるヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアのパス成功率は、それぞれ73%、74%、70%とリーグ平均の77%よりも低くなっているのが特徴的である。2024シーズン横浜FM川崎F新潟FC東京京都町田東京V福岡磐田名古屋神戸名古屋G大阪鹿島福岡湘南浦和東京V磐田京都C大阪鳥栖前方ロングパス数広島浦和湘南川崎F鳥栖G大阪C大阪札幌鹿島神戸FC東京ボール保持率507本80.7%480本78.5%461本77.7%445本76.6%434本77.0%パス / ポゼッションPASS/POSSESSION132

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