● 勝利試合の点差別割合 ※()内は勝利試合数● 後半の同点時または1点リード時における攻撃1回あたりの 得点率と失点率失点率20OVERVIEW100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%2.5%2.0%1.5%1.0%0.5%0.0%20230.5%1.0%1.5%2.0%2.5%2024 昨シーズン、J1昇格プレーオフ決勝で涙をのんだ清水エスパルス。2023シーズン途中から指揮官に就任した秋葉 忠宏監督の下、あと一歩を逃した無念を晴らすべく、2024シーズンは「勝負強さ」を追い求めた1年だった。 その成果は数字にしっかりと表れている。勝利した試合の点差を比較すると、昨シーズンは5点差以上の勝利が 4試合あった一方で、今シーズンは1試合もなく、1点差や2点差で勝利した試合が増えている。1点差での勝利数14はリーグ1位タイとなるなど、競った展開でも勝点3を獲得する試合が増えたことが、優勝につながったといえる。 また、後半の同点時または1点リード時における、攻撃1回あたりの得点率と失点率を比べると、昨シーズンは得点率が0.61%(8得点)でリーグワースト、失点率は1.11%(11失点)でリーグ11位だったが、今シーズンは得点率が2.31%(28得点)でリーグトップ、失点率は0.60%(7失点)でリーグ2位と、劇的に改善した。 昨シーズンから1試合平均の得点数は減り、失点数は増えているが、勝率と1試合平均の勝点は上昇している。勝率は、延長戦が廃止された2002シーズン以降においてクラブ歴代最高、J2歴代でも4位となる68.4%を記録した。接戦で勝ち切れずに引き分け数14を記録した昨シーズンの課題を乗り越え、J2優勝を勝ち取った。2023清水 得点率0.61%(8得点)22位 失点率1.11%(11失点)11位2024清水 得点率2.31%(28得点)1位 失点率0.60%(7失点)2位20.0%(4)5.0%(1)25.0%(5)5.0%(1)45.0%(9)20232024■+1 ■+2 ■+3 ■+4 ■+5以上群馬藤枝千葉水戸栃木徳島山形愛媛秋田大分岡山仙台得点率甲府鹿児島熊本長崎山口いわき横浜FC清水7.7%(2)15.4%(4)23.1%(6)53.8%(14)J2優勝チーム:清水エスパルス
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