J STATS REPORT 2023
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SISYLANA● 各リーグの相手ボール保持時のハイインテンシティ走行距離比較(上位4チーム平均)(単位:m)5470%60%50%40%30%102070%60%50%40%30%102025.330.624.430.023.529.624.029.323.726.224.0128396109364973541063311023359631270%60%50%40%3030%4070%60%50%40%3030%4010203010203070%60%50%40%30%104070%60%50%40%30%1040203040203040■上位4チーム  ■下位4チーム■スプリント走行距離(時速25km以上)■ハイスピード走行距離(時速20km以上25km未満)●各リーグの1試合あたりのボール保持時間比較(上位4チーム平均/下位4チーム平均)(単位:分)●各リーグのチーム別のボール保持時間とボール支配率 ※●:上位4チームフランスリーグ・アンスペインラ・リーガイングランドプレミアリーグイタリアセリエAドイツブンデスリーガ日本 J1リーグイングランドプレミアリーグイタリアセリエA日本 J1リーグドイツブンデスリーガスペインラ・リーガフランスリーグ・アンイングランド プレミアリーグイタリア セリエA※ハイインテンシティ走行距離:相手ボール保持時30分間に換算した1選手あたりの数値スペイン ラ・リーガフランス リーグ・アン 各リーグの上位4チームと下位4チームの1試合あたりのボール保持時間を比較すると、欧州5大リーグの上位4チームは30分近い数字を記録しているのに対して、J1リーグは26.2分と4分近い差がある。一方、下位4チームはほぼ横並びとなっている。J1リーグは上位4チームと下位4チームの差が約2分と最も短く、上位と下位にあまり差がないという特徴的なリーグといえる。 また、各リーグのチーム別のボール保持時間とボール支配率に関する散布図を見ると、欧州5大リーグではボール保持型のチームが上位となる傾向にあり、リーグ・アン以外では優勝チーム(マンチェスター・シティFC、FCバルセロナ、FCバイエルン・ミュンヘン、SSCナポリ)がボール保持時間、ボール支配率ともにリーグ内で最も高い数値を記録している。一方、J1リーグではリーグ内のバラつきが小さくなっており、欧州5大リーグとは異なる傾向になっている。32.0 上位4チームの相手ボール保持時のハイインテンシティ走行距離(時速20km以上)を比較すると、J1リーグは欧州5大リーグにもひけを取らない数値となっている。一方、ハイスピード走行距離(時速20km以上25km未満)とスプリント走行距離(時速25km以上)に分けて見ると、J1リーグはスプリント走行距離がリーグ・アンに次いで少なくなっており、特にプレミアリーグとは30%近い差がある。欧州5大リーグの上位チームは、相手ボール保持時のスプリントを増やすことで、失ったボールを即時奪回して再度ボールを保持する傾向が見て取れる。ドイツ ブンデスリーガ日本 J1リーグニューカッスル・ユナイテッドFCACミランマンチェスター・シティFCアーセナルFCマンチェスター・ユナイテッドFCSSCナポリインテル・ミラノSSラツィオFCバルセロナレアル・ソシエダアトレティコ・マドリードオリンピック・マルセイユRCランスレアル・マドリードパリ・サンジェルマンFCサンフレッチェ広島スタッド・レンヌボルシア・ドルトムントFCバイエルン・ミュンヘンRBライブツィヒ1.FCウニオン・ベルリン横浜F・マリノス浦和レッズヴィッセル神戸欧州5大リーグとの比較SPECIAL

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