J STATS REPORT 2023
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月89123456789 9234567891202382022● J1リーグと欧州5大リーグの月別アクチュアルプレーイングタイム比較(単位:分)● J1リーグと欧州5大リーグ平均の月別ハイインテンシティ 走行距離比較 (J1リーグの2023年2月の数値を基準とした増減割合)● J1リーグと欧州5大リーグの月別ハイインテンシティ 走行距離比較(単位:km)日本 イングランドプレミアリーグJ1リーグ51.7 52.3 51.2 51.8 51.9 53.1 52.5 51.7 51.0 50.8 51.7 53.6 52.6 51.9 50.5 49.3 49.1 47.7 49.1 52.6 52.8 53.8 0.75 0.72 0.72 0.75 0.77 0.75 0.76 0.77 0.79 0.77 0.75 0.69 2022/82022/92022/102022/112022/122023/12023/22023/32023/42023/52023/62023/72023/82023/92023/102023/112023/120.76 0.74 0.72 0.69 0.68 0.65 0.60 0.64 0.72 0.73 0.73  時速20km以上を対象としたハイインテンシティ走行距離を比較すると、プレミアリーグがずば抜けており、リーグ全体の強度の高さが数字から見て取れる。シーズン平均ではプレミアリーグ>セリエA>ブンデスリーガと並び、J1リーグ、ラ・リーガ、リーグ・アンはほぼ同じとなっている。また、プレミアリーグではシーズンを通しての波が少なく常に高い数値を記録しているのに対して、J1リーグは高低差が最も大きい。 ハイインテンシティ走行距離について、欧州5大リーグの平均とJ1リーグの数値を比較すると、3〜6月は欧州5大リーグの平均とほぼ合致している一方で、7〜9月に大きく落ち込んでおり、夏場に強度を保つことの難しさが読み取れる。スペインラ・リーガ53.0 52.9 52.2 53.7 53.9 54.2 54.6 53.4 52.8 52.1 52.3 50.6 ドイツブンデスリーガ52.4 50.6 51.8 50.9 52.3 54.2 53.9 52.7 53.3 52.3 0.69 0.68 0.67 0.65 0.67 0.70 0.70 0.74 0.70 0.70 0.69 0.66 0.71 0.65 0.69 0.68 0.72 0.73 0.69 0.70 0.73 0.73 0.72 0.76 0.75 0.72 0.67 0.75 0.77 0.75 0.74 0.70 0.69 イタリアセリエA53.6 52.2 51.5 52.4 54.2 フランスリーグ・アン56.2 54.2 54.2 54.7 55.4 57.6 58.5 56.8 59.2 56.6 56.8 56.0 54.2 54.8 54.0 54.6 54.0 53.9 0.69 0.63 0.64 0.69 0.69 0.72 0.71 0.71 0.73 0.68 0.69 0.69 -10.1%-11.6%1011120.760.740.720.690.700.710.730.730.750.750.7211120.0%-1.7%-2.6%-2.1%-5.4%-4.8%-4.6%-5.6%-6.3%-8.3%-8.9%-8.3%-10.6%1011120.690.680.650.600.640.720.730.730.700.68101112-3.8%-5.7%-4.4%-10.9%-15.3%-16.5%-21.1%53J1リーグ   欧州5大リーグ平均※ハイインテンシティ走行距離:1試合におけるフィールドプレーヤー1人あたりのハイインテンシティ(時速20km以上)での平均走行距離。対象は各試合において60分以上出場している選手。シーズン平均イングランドプレミアリーグ日本 J1リーグ50.6 シーズン平均2022/82022/92022/102022/112022/122023/12023/22023/32023/42023/52023/62023/72023/82023/92023/102023/112023/12スペインラ・リーガドイツイタリアセリエAブンデスリーガフランスリーグ・アンJ1リーグ欧州5大リーグ平均0.670%-10%-20%-30%10 ボール保持時間とボール被保持時間を足したアクチュアルプレーイングタイムを比較すると、シーズン平均でJ1リーグは50.6分と最も短い。特に夏場の6〜9月では欧州5大リーグでは見られない50分以下となっており、8月はさらに47分台まで下がっている。 欧州5大リーグの中ではプレミアリーグが51.7分と短めで、リーグ・アンが56.2分で最長となっている。また、欧州5大リーグではシーズン中盤に長くなる傾向であるが、J1リーグはシーズン中盤が真夏ということも影響して谷型のカーブとなっている。

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