J STATS REPORT 2023
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SISYLANA● J1リーグと欧州5大リーグの試合結果比較● J1リーグと欧州5大リーグの1試合平均得点比較 1試合平均得点を比較すると、J1リーグは2.54点でラ・リーガの2.51点に次ぐ少なさとなった。ブンデスリーガは非常に多く、唯一3点を超えている。 ホームチームとアウェイチーム別に見ると、ホームチームの1試合平均得点が最も多いのはブンデスリーガの1.86点で、J1リーグの1.37点は最も少ない数字である。アウェイチームの平均得点が最も多いのはブンデスリーガとリーグ・アン、最も少ないのはラ・リーガとなっている。5242.2%48.4%47.9%47.4%42.4%42.9%1.861.631.491.411.371.4625.5%22.9%23.4%24.5%26.3%24.2%1.321.221.321.151.171.063.172.852.812.562.542.5132.4%28.7%28.7%28.1%31.3%32.9%7.8%6.1%6.8%4.9%5.3%6.8%■ホームチーム勝率   ■引き分け率   ■アウェイチーム勝率■ホームチーム  ■アウェイチームスコアレスドロー率 本章では、Jリーグと世界の比較を行うため、欧州5大リーグであるプレミアリーグ(イングランド)、ラ・リーガ(スペイン)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)、リーグ・アン(フランス)とJ1リーグのデータを見ていく。欧州リーグとデータの定義をそろえるため、J1リーグのデータも外部ソース(データ提供:SkillCorner)を活用し、欧州リーグは2022-23シーズン、J1リーグは2023シーズンのデータを対象としている。 J1リーグと欧州5大リーグの試合結果を比較すると、J1リーグの特徴としてはホームチーム勝率が最も低いこと、スコアレスドロー率が最も高いことの2つが挙げられる。また、ホームチームとアウェイチームの勝率差が最も少ないという点もJ1リーグの特徴といえる。 ホームチーム勝率が高いのはプレミアリーグ、ラ・リーガ、ブンデスリーガの3つで、J1リーグ、セリエA、リーグ・アンとは約5%の差がある。引き分け率が最も高いのはセリエAの26.3%で、それにJ1リーグが続いている。プレミアリーグは引き分け率が22.9%と最も低かった。スコアレスドロー率を見ると、J1リーグが最も高い7.8%で、最も低いブンデスリーガの4.9%を大きく上回っている。日本 J1リーグイングランドプレミアリーグスペインラ・リーガドイツブンデスリーガイタリアセリエAフランスリーグ・アンドイツブンデスリーガイングランドプレミアリーグフランスリーグ・アンイタリアセリエA日本 J1リーグスペインラ・リーガ欧州5大リーグとの比較SPECIAL

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