J STATS REPORT 2023
48/80

SISYLANA● チーム別の1試合平均HIRR050柏0246↑対戦相手より走行距離が長い↓対戦相手より走行距離が短い0鳥栖横浜FM湘南新潟横浜FC京都神戸名古屋C大阪柏FC東京広島札幌鹿島G大阪浦和川崎F福岡柏札幌● 対戦相手との走行距離とスプリント回数の差(1試合平均)482040201510-5-10-15-20-66080100120鹿島福岡名古屋広島浦和FC東京川崎F札幌G大阪C大阪新潟横浜FM-4-220406080名古屋広島横浜FC鳥栖京都湘南鹿島FC東京神戸浦和横浜FM福岡C大阪川崎FG大阪新潟京都神戸湘南横浜FC鳥栖100120140広島京都湘南FC東京鳥栖名古屋福岡神戸鹿島札幌横浜FC横浜FM柏浦和川崎FC大阪G大阪新潟0.0 走行距離とスプリント回数について、対戦相手との1試合あたりの差を見ると、対戦相手よりも走行距離が最も長いのはサガン鳥栖でプラス4.7km、最も短いのは浦和レッズでマイナス2.9kmであった。スプリント回数で最も相手を上回ったのは鹿島アントラーズでプラス15.7回、最も下回ったのは横浜F・マリノスでマイナス17.7回となった。ヴィッセル神戸は、昨シーズンは走行距離とスプリント回数ともに相手より少ない左下のエリアにいたが、今シーズンはいずれも相手より多い右上のエリアへと移動しており、走力面での向上が見てとれる。2.04.06.08.0※HIRR (High Intensity Running Ratio):フィールドプレーヤーの走行距離のうち時速 20km 以上の割合↑対戦相手よりスプリント回数が多い↓対戦相手よりスプリント回数が少ない●チーム別の1試合平均走行距離(単位:km)●チーム別の1試合平均スプリント回数 チーム別の1試合平均走行距離は、昨シーズンに続きサガン鳥栖が唯一の120km超えでトップとなった。1試合スプリント回数では、昨シーズン3位だった名古屋グランパスがトップとなる134.3回を記録。大きく順位を落としたのは横浜F・マリノスで、昨シーズンの5位から13位となった。なお世界の基準に合わせるため、2023シーズンからスプリントの閾値を「時速25km以上」に変更(2022シーズンまでは時速24km以上)しており、より強度の高いプレーを表す指標となっている。 インテンシティの指標の一つであるHIRRをチーム別に見ると、サンフレッチェ広島が8.20%でトップとなり、微差で京都サンガF.C.が続いた。HIRRが最も低かったのはアルビレックス新潟で、唯一7%を切っている。スプリント回数よりもHIRRで順位を大きく上げているのはアビスパ福岡。スプリントの基準である時速25kmには満たないものの、時速20km以上の高強度走行の割合が他チームよりも多くなっている。逆に順位を大きく下げているのは名古屋グランパスと横浜FC。特に名古屋グランパスは、森下 龍矢と永井 謙佑の2人でチームの総スプリント数の28%以上を占めており、その偏りがこの差につながっている。フィットネスFITNESS

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る