J STATS REPORT 2023
38/80

SISYLANA柏勝分負9987766555444332走行距離(km)● 直近5シーズンの優勝チームの  ボール保持率● チーム別のボール保持率と走行距離● ボール保持率が50%を超えたチームの試合結果2(11.8%)1(5.9%)● 自陣から始まる攻撃で得点まで至った回数0名古屋福岡湘南広島C大阪G大阪神戸鹿島新潟川崎F札幌横浜FM浦和鳥栖京都FC東京1110OFFENSE381251201151101054020192020202120222023 ボールゲインからスタートした攻撃を除いた自陣から始まる攻撃で得点まで至った回数は、京都サンガF.C.が11で最多。カウンターアタックなど相手の守備陣形が崩れている状況でなくとも、得点を奪える力を持っていたことがわかる。第32節の川崎フロンターレ戦では、自陣スローインからの攻撃で2得点を挙げた。昨シーズンは17でトップだった横浜F・マリノスが9に減少、昨シーズンは0だったガンバ大阪は5に増加した。50.3%61.4%53.9%54.6%57.9%ボール保持率(%)結果ボール保持率※両チームのボール保持率が50.0%となった1試合を除く65%以上60%以上-65%未満55%以上-60%未満50%-55%未満9 (19.1%)10(21.3%)26(26.0%)31(31.0%)52(36.9%)35(24.8%)ボール保持率65%以上で唯一勝利したのは第2節の川崎フロンターレで、その試合で記録した69.4%は今シーズンで最も高い数値となった。 ボール保持率が最も高かったのはアルビレックス新潟の56.0%で、50%を超えた試合数は26となった。 ボール保持率と走行距離の散布図を見ると、走行距離が圧倒的なサガン鳥栖、ボール保持率が高く走行距離も多い横浜F・マリノスとアルビレックス新潟、逆にどちらも少ないアビスパ福岡など各チームの特徴が表れている。優勝したヴィッセル神戸はちょうど中央近辺に位置しており、ボール保持率50.3%は過去5シーズンの優勝チームの中で最も低い数字となった。 ボール保持率が50%を超えたチームの試合結果を見ると、保持率が上がるほど勝率が落ちている傾向が見られる。ボールを持たされる状態になってカウンターアタックを受ける、という難しい状況になっていたことがうかがえる。14(82.4%)28(59.6%)43(43.0%)54(38.3%)鳥栖横浜FC湘南京都神戸名古屋鹿島広島福岡FC東京浦和4550横浜FM新潟C大阪札幌川崎FG大阪5560柏横浜FC※ボールゲインからスタートしたものは除くポゼッションPOSSESSION69.4%

元のページ  ../index.html#38

このブックを見る