J STATS REPORT 2023
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● ドリブル数上位3選手のドリブルパターン● チーム別の1試合平均キャリー数と昨シーズン比較 20m以上ボールを持ち運んだ回数を示すキャリー数では、北海道コンサドーレ札幌が1試合平均9.3回で最多、浦和レッズとアルビレックス新潟が9.1回で続いた。特にアルビレックス新潟は昨シーズンのJ2での1試合平均8.7回を上回る数字を残している。 昨シーズンのキャリー数と比較すると、最も増えたのはアビスパ福岡の1試合平均プラス1.6回。新加入の紺野 和也が選手別で3位タイとなる53回のキャリーを記録しており、その効果が大きかったといえる。8.5 6.8 10.9 8.4 7.8 7.1 8.1 7.7 6.6 8.7 7.2 7.5 6.4 7.2 7.6 7.6 4.6 9.3 0.8 0.0 -1.7 -1.5 -0.3 -0.4 0.2 -0.1 0.2 0.4 0.3 -1.7 1.0 0.6 -2.0 -1.3 1.6 -2.0 352023年に日本代表デビューを果たしたセレッソ大阪の毎熊 晟矢は、サイドバックとして出場した選手の中で最多となるキャリー数27回を記録した。 ドリブル数上位3選手のドリブルエリアとルートを見ると、北海道コンサドーレ札幌の金子 拓郎は縦にも斜めにも仕掛け、さらに深い位置からペナルティーエリア内へ進入もしている点が特徴的である。セレッソ大阪のカピシャーバは縦への突破、横浜F・マリノスのエウベルはペナルティーエリアに向かって斜めのドリブルが多くなっている。9.3 6.8 9.1 6.9 7.5 6.7 8.3 7.6 6.8 9.1 7.5 5.9 7.4 7.9 5.6 6.4 6.2 7.4 金子 拓郎2023札幌鹿島浦和FC東京川崎F横浜FM横浜FC湘南新潟名古屋京都G大阪C大阪神戸広島福岡鳥栖柏チームカピシャーバ2022差分エウベル27

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