J STATS REPORT 2023
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0点10123453455389688587258876583665547281● 上位チームの得失点差別試合数※ ()はアシスト数● 愛媛 クロスエリア● 得点ランキング上位選手の状況別得点数(36.8%)(62.5%)(38.5%)(0)(4)(6)● 愛媛 選手別のクロス数(76.9%)(54.5%)(54.5%)(36.4%)■ 同点時以外の得点■ 同点時の得点20ブラウン ノア 賢信(沼津) OVERVIEW1010+1点196141112134471584336152267126(1)72 J3降格初年度の2022シーズンは7位に終わった愛媛FCが、2023シーズンは見事に巻き返しに成功して堂々の優勝を成し遂げた。今シーズンのJ3は混戦模様となり、愛媛FCの失点48、得失点差プラス11という成績は、過去のJ3優勝チームでどちらも歴代ワーストの記録となり、勝率と平均勝点は2番目の低さとなった。それでも、愛媛FCが抜け出した要因としては、卓越した勝負強さが挙げられる。第3節のシーズン初勝利から第24節の13勝目までは全て1点差の勝利となり、全21勝のうち実に19勝が1点差勝利となった。これは2022シーズンに松本山雅FCが残した20勝中17勝という記録を超えてJ3新記録である。実力差の少なかったリーグ戦において、競った展開の試合を勝ち続けたことが優勝につながった。 J3最優秀選手賞に輝いた松田 力は、34試合の出場で13得点を挙げ、チームを最前線でけん引し続けた。13得点のうち10得点が同点時のものであり、この数字はリーグ1位タイの記録である。勝負強さを発揮した今シーズンのチームを象徴するように、競った展開でチームにリードをもたらした。 愛媛FCは左サイドからのクロスを持ち味としており、右サイドからのクロスによるアシスト数が5に対し、左サイドからは14と、より多くの得点を創出している。茂木 駿佑や山口 竜弥が左サイドから多くのクロスを供給し、攻撃を活性化させた。特に茂木 駿佑のクロスがアシストとなって松田 力が決めた得点数は6を数え、リーグトップのホットラインとなった。順位チーム愛媛鹿児島富山今治奈良小松 蓮(松本) 浅川 隼人(奈良) 松田 力(愛媛) 和田 昌士(岩手) 福田 翔生(YS横浜) 野田 隆之介(琉球) -2点以上-1点412得失点差別試合数209(4)86125(4)+2点以上12181(7)159(2)45(0)44(1)37(1)選手クロス茂木 駿佑山口 竜弥三原 秀真曽根田 穣佐藤 諒※ ()はアシスト数左サイド右サイドJ3優勝チーム:愛媛FC

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