J STATS REPORT 2023
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1○02○03○01○01○00●12●31●20●20●2● 神戸 敗戦後の試合結果第5節第10節第18節第23節第28節第4節第9節第17節第22節第27節● 神戸 先制時と被先制時の試合結果10OVERVIEWHOMEHOMEAWAYAWAYAWAY88.9%64.7%86.4%2022年 / 16試合(吉田監督体制)56.3%2023年 / 34試合AWAYHOMEAWAYAWAYHOME6.3%2.9%37.5%83.3%32.4%36.4% 1997年にJリーグ入会を果たしたヴィッセル神戸が、30周年というメモリアルシーズンに悲願のJ1リーグ初優勝を達成した。その躍進をスタッツから読み解くと、そこには「継続」と「進化」が見て取れる。 2022シーズン途中に吉田 孝行監督が就任してからの16試合は9勝2分5敗と、同期間内でリーグ3位となる安定した戦いぶりを披露すると、今シーズンはJ1で唯一の開幕3連勝とスタートダッシュに成功した。また、今シーズンは5敗しているが、一度も連敗を喫していない唯一のチームとなった。さらに、敗戦の次の試合は全て無失点で勝利を収めており、次の試合への切り替えがしっかりとできていたといえる。このように、シーズンを通じて自分たちのパフォーマンスを安定して発揮できたことが優勝へとつながった。 ここからは吉田 孝行監督体制について、昨シーズン(以下、昨シーズンのデータは同監督体制の16試合を対象)と今シーズンを比較していく。昨シーズンは先制時の勝率が88.9%と、先制して逃げ切る展開を得意としており、今シーズンも先制時の勝率が86.4%とその強みを継続している。さらに、今シーズンは被先制時の敗戦率が36.4%と、昨シーズンの83.3%から大幅に改善されており、先制されても負けないという新たな強さも見せて勝点を積み重ねた。先制試合先制試合の勝率先制試合の勝率敗戦試合浦和横浜FMC大阪横浜FC広島先制試合被先制試合の敗戦率スコアレスドロー試合被先制試合の敗戦率スコアレスドロー試合敗戦後の試合鳥栖湘南福岡川崎FC大阪被先制試合被先制試合J1優勝チーム:ヴィッセル神戸

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