J.LEAGUE TECHNICAL REPORT 2023 SUMMER
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■■■■■■■■■■■■■■■■■フな試合になりましたが、選手たちが本当に素晴らしいプレーをしてくれたことを誇りに思っています。人生は選択の連続です。簡単な道を進むのは楽ですが、私たちはセーフティな選択に逃げることなく、勇気を持って自分たちのスタイルとアイデンティティをピッチ上で表現しました。前から良いプレスをかけつつ、逆に私たちは相手の激しいプレスを剥がしてチャンスを生み出すことができました。相手がマンチェスター・シティであろうと、リスペクトしながらも私たちはあらゆる局面で自分たちのサッカーを貫いていく。その結果として生まれた得点と失点を含めて、いろいろな学びがあったので今後の成長材料にしていければと考えています。A.ロペスが撃ち合いの口火を切る先制したのは横浜FM。自陣からのビルドアップで敵陣深くまで侵入すると、A.ロペスが対峙するアカンジの隙を突いて右足を振り抜く。一度はGKに防がれるも、素早くこぼれ球を回収し2度目のシュートでゴールネットを揺らしたケビン マスカット(横浜F・マリノス監督)ハーランドが規格外の能力を証明後半からの登場となったハーランドだが、出場からわずか7分で得点を記録。フォーデンからのパスを受けると、エドゥアルドに寄せられながらも左足を振り抜き、ゴール右隅に正確なシュートを決めたペップ グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)ロドリ得意のミドルシュートが炸裂シティの4点目はロドリのミドルシュート。横浜FMの注意を左サイドに集めてぽっかりと空いたバイタルエリアをドリブルで前進し、狙いすましたコントロールショットでゴール右隅を破った52min.COMMENT of MANCHESTER CITY72min.4550TIMELINE05EVENTS27min.COMMENT of YOKOHAMA F.MARINOS10551560 52min.ハーランド2025657030 27min.75 72min.35804085A.ロペス松原ロドリ常に良いテストになりましたね。もちろん私たちの準備期間が短かったのも一因ですが、横浜F・マリノスはシーズン中でコンディションも良く、攻守の切り替えが素晴らしかった。リードを許した時間帯があったように、難しい試合展開を強いてきて苦戦しました。今季のJ1リーグでも優勝できるでしょう。Jリーグを評価していない人がいるとすれば、それは無知をさらしているだけです。クオリティもレベルも高い。4年前からの変化を挙げても、今日の試合ではストライカーとウイングがとても速かった。カイル(ウォーカー)を抜いた選手(エウベル)もいたくらいです。(Jリーグでは)三笘薫選手のような素晴らしいプレーヤーを輩出しているのもうなずけます。井上ハーランド45 43min.アルバレス 37min. 40min.ストーンズ90 86min. 90+2min.タ非■YOKOHAMA F.MARINOS 3-5 MANCHESTER CITY

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