“ 試”“”ハ“”ま■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ーランド選手はスピード、パワー、サイズのすべてが凄かったです。直接のデュエルは少なかったですが5点目を決められてしまって。動き過ぎず、常にCBの間に立ちながら一瞬の伸びや加速でゴールを奪っていくポジショニングは流石でした。その中で印象的だったのは味方に「裏が空いてるぞ!」とずっと指示していた姿。GKからパスを繋ぐチームでも、常に背後を狙っているのはまさにストライカーですよね。F・マリノスも一番怖いゾーンを意識しながら逆算してプレーしなければいけないと感じました。シティも前からプレスをかけてきて、Jリーグと比べてスピードはありましたけど、しっかりと見て判断をすれば対応ができる。先制点は普段から僕らがやっている形で、FWにボールを当てて3人目が絡んで縦に突破するF・マリノスらしいゴールが奪えたと思います。ビルドアップではマンツーマンを剥がす練習を日頃からしているんですが、ロペスや皓太が潰されたりと普段はボールを失わないような間合いで足を伸ばされていました。逆に自分たちはチームメイトが「大きなロンドをされていた感覚」と言っていたように人を捕まえにいっても外されてしまっていて、実際に後半はフリーでボールを持たれる時間が長かったので、マンツーマンから撤退してブロックを作らざるを得なくなりました。だから僕自身1人でボールを奪い切ったり、1人で運び切るような個で解決する能力を伸ばせるよう、日頃から意識しないといけないと感じています。合の入りでキックオフの流れからグリーリッシュ選手に飛び出されたシーンはマークの受け渡しができなかったのですが、段々とラインコントロールや、出し手の制限をできるようになり、自分たちがボールを奪ってショートカウンターを仕掛けられる場面を生み出せました。ず自分が受けたシティのプレスで違いを感じたのは駆け引きの上手さ。嫌なところは閉めて奪いどころにパスを出させる徹底ぶりがあって、自分がボールを持った時にもボランチを消しつつ、CBに行けるポジションを取ってきました。さらにシティの選手は無理も効いて、ギリギリを通そうとするとグッと足が伸びてくる。そうやってパスの選択肢を削られていったのが2失点目に繋がったと考えています。ただ一発目でエウベルに蹴って、背後を見せながら手前を空けて縦パスを刺せたりしたので、パスの使い分けがトップレベルを相手にし後半はシティが選手を入れ替えてきて、ハーランド選手については日本では体験したことのない加速力、体の強さがありました。ゴールを狙えるポジショニングとシュートコースの作り方も上手かったです。彼の裏抜けも使いながら嫌なところにパスを入れてくるのでボールを奪い切りたかったのですが、外に逃げられたり、内に逃げられたりと思うように追い込めなかった。だから相手にやられないことを優先してポジショニングを考え続けていました。シティは、ボールの置きどころやボールを回す位置を常に変える状況判断が上手く、後半45分は心身ともに疲れました。ても大切だとわかりました。ゴールを守った時には、シティの止めて蹴るの精度と集中力が凄かったです。リラックスしつつもサイドチェンジやシュートチャンスのように、ゴールを意識した時の選択肢が多い。パスもシュートもいろんなコースに蹴れるようなところにボールを置いていて、特にロドリ選手のミドルシュートはインサイドで左に流し込まれたのですが、あの瞬間、僕は「なんでもされるな」って思ったんです。ちょっと前に出たら浮かされたり、ファーに打たれたりする怖さがあって、前を向いた時の引き出しの豊富さに驚きました。DF4■■■■■■■■■■■■■■■■■■畠中 槙之輔1995.8.25(28歳)185cm/83kgGK1■■■■■■■■■■■一森 純1991.7.2(32歳)182cm/77kgDF15■■■■■■■■■■■■■■上島 拓巳1997.2.5(26歳)186cm/82kgハーランド選手は「裏が空いてるぞ!」とずっと指示していた先制点は普段から僕らがやっているロドリ選手のミドルの瞬間、F・マリノスらしいゴール「なんでもされるな」って思ったCOMMENT ofYOKOHAMA F. MARINOS #2
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