6Jリーグ全体総括 2022年は4年に一度のFIFAワールドカップイヤーであったこともあり、J1とJ2は例年と比較して約1ヶ月早く閉幕するイレギュラーな日程となった。カタールでのワールドカップ本大会には、Jリーグから権田 修一(清水エスパルス)、山根 視来(川崎フロンターレ)、谷口 彰悟(川崎フロンターレ)、長友 佑都(FC東京)、酒井 宏樹(浦和レッズ)、相馬 勇紀(名古屋グランパス)、町野 修斗(湘南ベルマーレ)の7人が日本代表として選出された。その他にも、クォン ギョンウォン(ガンバ大阪)が韓国代表に選ばれ、J2からもトーマス デン(アルビレックス新潟)とミッチェル デューク(ファジアーノ岡山)の2選手がオーストラリア代表入りをするなど、多くのJリーグ選手が世界の舞台に挑んだ。 また、2024年のパリオリンピックを目指すU-21日本代表の主力メンバーの多くはJリーグ選手で構成されており、年上世代を相手に戦ったAFC U23アジアカップで3位に輝くなど、次の世代においてもJリーグが重要な存在として機能していることがわかる。 Jリーグから世界へと羽ばたく選手も多い中、世界との比較を行うための一つの指標として作成したのが、この『J STATS REPORT』である。前半部分では2022シーズンのJリーグをデータの視点から総括し、後半部分では攻撃・守備・セットプレー・フィットネス、チームの分析結果をまとめている。Jクラブのコーチ・アナリストだけでなく、多くのファン・サポーターの皆さまにとって有益な情報となることを願っている。OVERVIEW OVERVIEW OF THE J.LEAGUE
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