J STATS REPORT 2022
51/106

● DTからのスローイン後 5秒未満でのロスト率18.6%21.5%25.5%● ATからのスローイン後 シュート率● スローインからのシュート率とロスト率……● シーズン別のロングスローからのシュート率とゴール率● チーム別のセットプレーリスタート時間(秒)2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 190 202 65 109 52 153 59 シュート率 8.4%シュート率 4.9%シュート率 3.0%CK43.3 39.9 40.6 36.4 36.6 32.7 32.3 41.8 42.0 38.4 32.2 46.4 40.6 44.0 35.1 36.9 45.6 34.0 11.4%10.8%10.2%5.7%5.0%4.9%35.9%37.7%38.5% ロングスローからのシュート率は約30%で、CK並み(2022シーズンのCKからのシュート率は27.5%)にシュートにつながるプレーである。しかし、2022シーズンのロングスロー回数は59回のみで、2021シーズンの約3分の1程度にとどまっており、シーズンによって大きな差がある。2022シーズンにロングスローを10回以上行ったのは、サガン鳥栖の17回、清水エスパルスの14回、湘南ベルマーレの12回と3チームのみとなった。3.7%2.0%4.6%3.7%0.0%2.0%1.7%12.3 13.2 13.3 13.3 14.4 12.1 12.8 15.0 14.2 13.8 13.4 17.8 13.3 15.2 13.4 12.6 16.0 15.6 25.8 29.2 26.3 26.6 25.9 32.8 17.6 30.8 25.8 29.8 27.6 36.6 32.8 25.9 28.0 27.9 36.0 20.7 順位41278515114313918166111017251シーズンロングスローチーム札幌鹿島浦和柏FC東京川崎F横浜FM湘南清水磐田名古屋京都G大阪C大阪神戸広島福岡鳥栖ATからのスローイン後MTからのスローイン後DTからのスローイン後シュート率順位151011673213149118121658174順位710913261161558171412113184スローインFC東京京都31.6%29.7%35.4%34.9%32.7%31.4%30.5%C大阪FK35.9 36.8 36.4 37.9 34.5 35.6 29.2 40.4 39.2 35.6 36.4 43.4 39.2 37.3 37.3 35.1 49.0 35.4 横浜FM鹿島福岡鳥栖鹿島川崎F浦和福岡G大阪ゴール率順位256713141412111018815931716ゴールキック スローインは位置の分布が非常に広いため、位置によってその後の展開が大きく異なるセットプレーである。より相手ゴールに近い位置ほどシュート率は高く、アタッキングサードからのスローインでは8.4%。チーム別では横浜F・マリノスが最も高い11.4%を記録している。 また、ディフェンシブサードからのスローインはシュート率が低いだけでなく、奪われると大きなピンチになりやすいため、無理をしてつながないケースもある。そのため、ロスト率の高いチームは5秒以内にスローインの3分の1以上が相手ボールに変わっている。 セットプレーを獲得してからリスタートまでの時間をチーム別に比較すると、横浜F・マリノスは全体的に早いことがわかる。川崎フロンターレはゴールキック、サガン鳥栖はスローインに比較的時間をかけているが、それ以外は早い傾向が見られる。全体的に時間をかけてリスタートしているのは京都サンガF.C.とアビスパ福岡で、清水エスパルスとセレッソ大阪もゴールキック以外は時間をかけている。

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る