J STATS REPORT 2022
48/106

SISYLANA● シーズン別のセットプレーからの得点内訳シーズン20182019202020212022右CK左CK● シーズン別のセットプレー得点数と全得点に占める割合● チーム別のCKとFKからの得失点数● 川崎FのCK得点シーン● CKのインスイング率とアウトスイング率 CKからのクロスを左右別および軌道別に見ると、左CKではインスイング率、右CKではアウトスイング率が60%を超える結果となっており、右足でのキックが多いことがわかる。CKからのシュート到達率を比較すると、左右にかかわらずアウトスイングの方が高く、特に左CKではアウトスイングのシュート到達率がインスイングの1.5倍以上の数値となっている。48201827333.6%FC東京川崎F横浜FM合計273228247308240チーム得点7 5 6 1 3 14 6 5 5 4 4 4 6 6 4 5 3 5 ※プレー開始から5プレー以内の得点が対象インスイング率65.9%アウトスイング率201922828.6%4 -2 0 -3 -1 10 -2 -3 -1 0 -1 -4 4 0 -3 2 1 -1 スローインその他1986711得失点得点2 3 6 0 3 1 6 1 2 2 4 2 2 5 4 7 1 4 インスイング率37.8%アウトスイング率FK失点5 3 4 7 3 4 1 0 2 6 4 4 1 2 4 2 3 0 202024728.5%3328293640 近年、セットプレーからの得点数は全体得点数の30%前後となっており、2022シーズンは31.1%であった。内訳を見ると、例年に比べてFKからの得点が少なく、スローインからの得点が多かったといえる。 また、チーム別にCKとFKからの得点数と失点数を比較すると、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島はどちらも得失点差がプラスになっている一方で、柏レイソルと京都サンガF.C.はどちらも得失点差がマイナスとなった。 CKとFK両方の得失点差を合計すると、川崎フロンターレとサンフレッチェ広島がプラス7となっており、セットプレーを強みにしていたことがわかる。特に川崎フロンターレはCKから14得点を奪っており、2016シーズン以降では2017シーズンにセレッソ大阪が記録した18得点に次ぐ数字となった。202130833.4%202224031.1%札幌鹿島浦和柏湘南清水磐田名古屋京都G大阪C大阪神戸広島福岡鳥栖(シュート率20.5% )(シュート率34.2% )CK977810412993※「その他」にはゴールキックとPKのこぼれ球を含む※ PKは直接、それ以外はプレー開始から5プレー以内の得点が対象FK6864667955PK5650425741CK失点3 7 6 4 4 4 8 8 6 4 5 8 2 6 7 3 2 6 (シュート率25.9% )(シュート率33.6% )※2021シーズンのみ380試合。その他のシーズンは306試合。得失点-3 0 2 -7 0 -3 5 1 0 -4 0 -2 1 3 0 5 -2 4 34.1%62.2%セットプレーSET PLAY

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る