8Jリーグは、日本サッカーのレベルアップを目的に1991年11月1日に創設されました。Jリーグは、充実したスポーツ施設と選手の育成強化システムを構築しながら、日本サッカーのレベルアップを目指すとともに、スポーツ文化を醸成し、多くの人々がスポーツを楽しめる場を全国各地につくっていきたいという理念を掲げています。Jリーグのクラブがスポーツを通じた地域活性の核となり、理念を具現化する活動の拠点とするために「ホームタウン」という概念を初めて取り入れたプロスポーツとして、Jリーグは1993年5月15日に開幕し、2022年は記念すべき30回目のシーズンとなります。理念に賛同したクラブは開幕以降徐々に増え、10クラブで開幕したJリーグは1999年にJ2を創設、2014年にJ3を創設し、現在はJ1・J2・J3合わせて58クラブが全国40都道府県に広がっています。Jリーグは、プロスポーツとしてエンターテインメントを提供する一方で、誰もがいつでも気軽にスポーツを楽しめる環境づくりを目指し、Jクラブと協力して社会と連携していく活動を推進しています。Jリーグの原点である「熱狂のスタジアム」の創造を中心に、豊かで充実したスポーツ環境を実現するためのプラン、取り組み、活動の総称として「Jリーグ百年構想」というスローガンを掲げて理念の推進に取り組んでいます。■設立趣旨⒈「スポーツ文化」としてのサッカーの振興 日本のサッカーをより広く愛されるスポーツとして普及させることにより、国民の心身の 健全な発達を図るとともに、豊かなスポーツ文化を醸成。わが国の国際社会における交流・親善に寄与する。⒉日本サッカーの強化と発展 日本のサッカーを活性化し、オリンピック、ワールドカップに常時出場できるレベルにまで実力を高め、日本におけるサッカーのステイタスを向上させる。⒊選手・指導者の地位の向上 トップレベルの選手・指導者に、やりがいのある場を提供し、その社会的地位を高めていく。⒋競技場をはじめとするホームタウン環境の整備 地域に深く根ざすホームタウン制を基本とし、各地域において地元住民が心ゆくまでトップレベルのサッカーとふれあえるよう、スタジアム施設をはじめチーム周辺を整備する。■事業内容プロサッカーの試合の主催および公式記録の作成プロサッカーに関する諸規約の制定プロサッカーの選手、監督および審判等の養成、資格認定および登録プロサッカーの試合の施設の検定および用具の認定放送等を通じたプロサッカーに関する広報普及サッカーおよびサッカー技術に関する調査、研究および指導プロサッカーの選手、監督および関係者の福利厚生事業の実施サッカーに関する国際的な交流および事業の実施サッカーをはじめとするスポーツの振興および援助サッカーをはじめとするスポーツの経営人材の養成および活用プロサッカーの安定的な試合開催を目的とした、クラブの経営維持のための一時的な融資および経営指導サッカーをはじめとするスポーツに関する映像等の制作および活用サッカーをはじめとするスポーツに関する商品等の企画、製作および販売その他目的を達成するために必要な事業Jリーグについて1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.
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