クラブライセンス事務局クラブサポート部10■法人組織Jリーグの総会、理事会および各委員会の事務処理をし、チェアマンの職務を補佐するとともに、Jリーグの活動に関する諸事項の企画・立案を行っています。■事業予算についてJリーグの収入は、公衆送信権料収入、協賛金収入、Jリーグ主管試合の入場料収入、Jクラブからの年会費・入会金、商品化権料などで構成されています。そのうちの約7割の約200億円が公衆送信権料収入となります。主な支出はリーグ運営費とクラブへの配分金となり、前年度のリーグ戦順位や、集客の貢献度などに応じて、クラブへの配分金額が異なります。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、依然厳しい経済状況が続いています。各種イベント開催、入場者数制限およびそれに伴う各種売り上げの減少、感染症対策に伴う支出の増加など、Jリーグのみならずスポーツ界、エンターテインメント産業には多大な影響があります。2022年度のJリーグの予算策定方針は、本格的にコロナ禍が明けた場合に備えた機動的な財政出動も含め、リバイバルに向けた戦略的な考え方を留保しつつも、リスクヘッジという考え方に基づいてサバイバルモードを継続し緊縮予算を設定しています。■事業構造Jリーグは、プロサッカーの試合を主催することで生じる公衆送信権、商品化権などの権利を一元管理し、それぞれの権利から得られる収入や、Jリーグのスポンサー・パートナー企業からの協賛金を、Jリーグの各種事業の費用およびJクラブへの配分金としています。Jリーグは、リーグが得た収入を投資し、プロサッカーリーグの運営だけでなく選手育成、人材養成、公式映像の制作、地域スポーツ振興や社会連携活動、リーグ全体のCRMやファン開拓、エンターテインメントコンテンツの制作などを行っています。Jリーグについて 役 員 チェアマン 野々村芳和 理 事 窪田慎ニ 理 事 髙田春奈 理 事 並木裕太 理 事 馬場浩史 監 事 鈴木秀和内部監査部フットボール本部株式会社Jリーグ ※ゲーム仲介監修事業、経営指導業務、新規事業開発等株式会社ジェイ・セイフティ※Jクラブの監督、コーチ、選手および審判員の損害保険、観客の安全対策に関する保険代行業務クラブ経営本部経営企画部総務部人事部財務経理部法務部コンプライアンス部広報部IT戦略サポート部23区スタジアム推進準備室組織開発本部パートナー事業部放映事業部ライセンス事業部海外事業部N&N事業部事業本部プロモーション部マーケティング部MD推進部映像制作部マルチメディア事業部マーケティング本部社会連携部競技運営部育成部フットボール企画戦略部新型コロナウイルス対策部■受取会費 ■協賛金収益 ■Jリーグ主管試合入場料収益 ■公衆送信権料収益 ■商品化事業収益■映像事業収益 ■データ事業収益 ■ライツ事業収益 ■その他 合 計(百万円)1,362 5,49916019,3099182,4004335761,28931,9454%3%8%2%1%1%17%60%4%●経常収益■リーグ運営費■クラブへの配分金■映像事業費用■データ事業費用■商品化事業費用■新型コロナウイルス対応費 ■その他 ■その他 管理費 合 計(百万円)2,56215,1911,9213575181,46011,57963134,2187%34%44%6%2%1%2%4%●経常費用
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