2019
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■表1:日本プロサッカーリーグの正味財産増減計算書経営基盤強化に向けた財務・人財の取り組み事業強化・経営基盤▶ 2019年度の財務トピックス● ほぼ予算どおりとなる約10億円の赤字となる見通し● 公益法人会計における収支相償ルールに基づき2019年は過去の剰余金活用のため赤字予算としていた● 収益は2回目となるJリーグワールドチャレンジ開催などの影響で全体的に増加2019年度の投資・財務戦略● JリーグIDをはじめとしたデジタル投資のマーケティング活用が進み、成果を上げつつある● 理念強化配分金は2年目となり、総額が7.5億円増加● 日本サッカー協会からのJFA/Jリーグ協働プログラム(JJP)が終了し、Jリーグ独自の育成投資Project DNAがスタート● JリーグIDや有料視聴者数といった指標がKPIとして機能しだすも、個別施策に紐づいたKPI、ROI(投資収益率)の  測定は改善が必要と考えており、トリプルミッションを遂行する上で適切なKPI等の設定に2020年度も引き続きチャレ  ンジしていく理念強化配分金は2年目がスタート。18・19年優勝の川崎フロンターレには総額14億円が支給された。Jリーグワールドチャレンジの開催により入場料収入やその他費用が増加している。JJPの終了により、その他収益は減少したがJ独自の投資を開始し、育成戦略投資は前年比増。(単位:百万円)経常収益26,9851,3825,17545217,7847031,48928,0502,76414,8814,6389385682454,016▲1,0650▲1,06526,8661,3374,80417917,7876622,09726,7253,16014,1014,6387285093373,252141014111945371273▲341▲6081,325▲396780021059▲92764▲1,2060▲1,20629,1681,3624,87918820,2936981,74830,4592,60115,1664,8689037512745,896▲1,2910▲1,2912,183▲20▲296▲2642,509▲52592,409▲163285230▲35183291,880▲2260▲226経常費用経常増減経常外増減当期増減額受取会費協賛金収益入場料収益公衆送信権料収益商品化権料収益その他収益リーグ運営経費賞金・配分金映像制作費デジタル・メディア戦略育成戦略投資広報費その他費用2019年実績見込A費用2018年実績B差額AーB2020年予算C差額CーA72

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