2019
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▶ 海外放映権現海外放映権契約(2017-2019)の最終年度であり、来シーズン以降の契約交渉に大きく注力した年でもあった。アジア戦略によって、特にタイ、中国、香港といったアジア地域におけるJリーグの放映権の価値が向上しており、放映権料収益も、前回契約の2倍以上、アジア戦略を始めた2012年から比べると10倍以上に増えた。▶ スポーツコンテンツの海外輸出の旗手に10月には、モナコで毎年開催されている国際コンベンションSPORTELに日本のスポーツ団体として唯一ブースを出展し、世界70カ国以上から集まる放送局や関連各社に対してJリーグを大きくPRした。欧州のメガクラブは独自で自主メディアのPRブースへ出展する中、日本のスポーツコンテンツの海外輸出・販売は世界に大きく遅れを取っている。Jリーグがそのリーダーシップを取れるよう、先進的にいろいろと仕掛けていきたい。代理店に完全依存する体制から、より主体的にリーグの価値向上を目指せる体制を構築2012年の10倍以上約20%今回の契約契約交渉上の論点販売方法放映権収入のアップ露出と価値を高めていけるパートナー欧州リーグにおいても海外戦略を重要視しており、グローバル競争は激化している。海外放映権比率15社もの候補企業とオリエンテーション、入札作業を実施権利の細分化と最適な権利パッケージの組み立て電通日本、中国以外の全世界China Sports Media中国20122013201420152016201720182019202020212022結果2020シーズン以降の海外放映権についての交渉今後は海外での価値を高め、ポテンシャルの大きな海外収益の比率を高めていくことが重要となる。5%未満独ブンデスリーガMANAGEMENT STRATEGY事業強化・経営基盤71

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