来場頻度に応じた離脱状況の把握デジタルプラットフォームAD潜在ファンとの接点増加1回目2回目3回目4回目5回目6回目カスタマーのファン化▶ Jリーグは入りにくくリピートしやすい?!▶ 調査の高度化カスタマーからファンへファンづくりデジタルプラットフォームが整備され、来場頻度および頻度に応じた離脱状況が見えてきたため、離脱率を最小化し、カスタマーからファンへの昇華を狙い、ホスピタリティーの強化を目指していく。NPS調査NPS[Net Promoter Score]:顧客ロイヤルティを数値化する指標デジタルを通じ見えてきた来場動向として、例えば100人の方がJリーグの試合へ初めて来てくださったときに、2回目に来ていただけるのはその内20人の方で、3回目も来てくださるのは8人ということがわかってきた。さらに、3回以上来てくださった8人は、ほとんど6回以上繰り返し来ていただける、ということがわかってきた。「この体験は友人に勧めたいですか。」Jリーグ観戦のさまざまなシーンでこう投げかけることで、来場者が「どのようなことにストレスを覚えるのか」「どのようなことに満足するのか」を明らかにする試みが始まった。お客様の声を聞いてスコアリングする調査を10クラブで試験的に取り入れ、お客様の気持ちを分析している。一人一人の声をデータとして回収することで、リアルな顧客接点やより豊かな体験に反映していく。▶ マーケティング人材の育成デジタルとリアルの双方の接点を駆使してお客様により豊かなJリーグライフを届けるために、Jリーグでマーケティング人材を養成する講座を開催。「デジタルマーケティング人材育成講座」は3年目となり、 クラブや担当者のレベルに即した3段階のプログラム(アドバンス、ベーシック、ビギナー)を用意している。トライアル結果目的 1ファン行動理由の可視化目的 2顧客視点のCRM活動推進スタジアム雰囲気イベント/催し物遊具スタジアムでの各種情報提供スタジアムグルメ目的 3体験改善PDCAの推進一人一人の声をデータとして回収することで、リアルな顧客接点やより豊かな体験に反映していく相関が高く満足度が高い項目相関が比較的高く満足度が中間点より低い項目62
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