▶ 世界一ヒトが育つリーグの実現に向けたプロセス世界一ヒトが育つリーグの確立に向けた取り組みフットボール日本のフットボールの魅力が世界水準と認知され世界から選ばれるリーグとなるために、Jリーグは「世界で最もヒトが育つリーグ」になることをビジョンに掲げ改革を進めていく。ストラテジーとして、強化と育成のバランスを取りながら各種制度や施策を計画し、ビジョンに対する現在位置を適時・適確に把握しながら、絶え間ない成長のステップを刻んでいきたい。Jリーグは、どうしたら世界水準のリーグに近づけるかについて、試行錯誤し微修正を繰り返しながら各種施策を講じている。上図は、強化と育成の両輪がリーグ環境と選手にどのような変化をもたらし、それぞれがどのようにステップアップしていくかの大枠を示したものである。現在、外国籍枠の規制緩和により、多くの外国籍選手がJリーグに参入し、リーグの中には世界各国のリーグで活躍したグレートな選手が増えてきた。一方、育成からのグレートな選手の輩出はまだ多くないが、Project DNAの立ち上げによって、今後はよりレベルの高い選手の輩出も期待される。こうした一連の流れができてくれば、ポジション争いなどをきっかけとするリーグの競争環境は激しくなり、リーグの魅力も向上していく。また、それに合わせてエリート選手のレベルが向上し、移籍による収益が潤滑油となり、サイクル全体の好循環をもたらすことが期待される。世界一ヒトが育つリーグ世界水準の選手が増加[海外リーグ]超高水準で超激しい競争環境収益還元日本版ホームグロウン制度Under 21ルールProjectDNAJリーグにおけるフットボールの環境[Jリーグ]国内エリート選手のレベル向上移籍活性化飛躍と帰還移籍金収益選手の移動Phase 2Phase 3Goalリーグの中にGreat Playerが増加高水準で激しい競争環境世界水準のリーグとなり魅力も向上Phase 1Professional 2Professional 3Professional 1強化外国籍の規制緩和育成(トップ)育成(アカデミー)52
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