©Y.S.C.C.「FOOTBALL×SDGs」で をつかおう!地域をよくするアイデアや活動の実行力を高める場としてJリーグがことしから開催している「シャレン!キャンプ」Y.S.C.C.横浜の馬場勇介さんは「FOOTBALL×SDGs」スペシャルマッチの企画をシャレン!キャンプに持ち込んだ。どのように活用し大会成功のヒントにしたのか。NPO Y.S.C.C.(NPO法人 横浜スポーツ アンド カルチャークラブ)Y.S.C.C.横浜馬場 勇介Y.S.C.C.横浜 馬場 勇介さん■シャレン!キャンプに参加してみていかがでしたか。5月のシャレン!キャンプで、登壇予定はなかったのですが、急遽、当クラブも、横浜開港記念サッカー大会をよりよいイベントにするアイデアを募集させていただきました。他クラブや企業さんら多くの方が関心を持ってアイデアを寄せてくださり、大会の本番も、参加者も関係者もともにSDGsを学び合い盛況のうちに終えることができました。キャンプでは「できる」という前提で非常にポジティブに対話ができました。日頃はどうしても目的に応じた1対1のコミュニケーションが多くなってしまうところを、シャレン!キャンプのオープンに複数の方と対話する機会は非常に有意義でした。地域や企業やクラブの間の「クッション材」としてこれからも活用していきたいです。■ずばり、シャレン!のコツは何でしょうか。YS横浜は街クラブとして、地域の困りごとをスポーツの力で解決に導くことで地域とつながっています。そのため、基本的に「やっちゃおう!」というマインドで、できることを探りに行くようなコミュニケーションを意識しています。あまり多くを考えすぎず、まず、やってみると、改善ポイントや上手くいった点が見えてきて、継続するためのヒントが見えてきたりします。先日は都筑区の自立支援協議会と、就労支援が必要な方がYS横浜のロゴを使った缶バッジなどを作成し、それをスタジアムで販売しました。シャレン!として1回目を実現してみて好評だったので、次は継続するためにしっかりマーチャンダイジングとして扱うことも検討しています。地域の人と会話をしていて「そんなこと、できるんですか!」と言われるときは、Jクラブの敷居は、私たちが思っている以上に高いかもしれないと感じます。日本一敷居の低いJクラブとしてこれからも、地域とさまざまな共創を育んでいきたいです。「日本一敷居の低いJクラブとして」MANAGEMENT STRATEGY社会連携49
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