2019
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ガバナンス体制及び内部統制の概要図主な脅威に対する各種対策▶ Jリーグのガバナンス体制▶ スポーツ・インテグリティースポーツ・インテグリティー・マネジメントJリーグのサステナビリティー スポーツ・インテグリティー(Sports Integrity)は、「スポーツがさまざまな脅威により欠けることなく、価値ある高潔な状態」を指している。「ルールの中で最大のパフォーマンスを発揮する」というスポーツの特性を成り立たせるため、国内外のスポーツ団体・政府機関などでも議論・対策が進められてきた。Jリーグでもさまざまな脅威からスポーツ・インテグリティーを守る取り組みを実施している。昨今Jリーグでもコンプライアンス事案が続いており、スポーツ界全体への影響も踏まえ、リーグ・クラブともに労務問題・ハラスメント・内部統制強化といった取り組みを進めている。ハラスメントや不正の温床となる風土、環境とならぬよう引き続き健全な組織運営を目指していく。競技に関する脅威スタジアムや指導の場に関する脅威組織における脅威ドーピング・八百長差別・暴力・ハラスメントガバナンス欠如・コンプライアンス違反*1:チェアマンが役員候補者選任委員会の委員長を選任社員総会(クラブ)理事会報告付議・報告指揮・伝達報告役員候補者選任委員会実行委員会相談ホットライン(外部弁護士)クラブ業務執行理事各部門理事長(チェアマン)外部監査監督監督監督監督付議・報告決議・承認決議・承認連携事前審議指導*1理事の選任・解任選任・解任監事会計監査業務監査・会計監査・ドーピング検査・EWS(FIFA早期警告システム)システムの監視(JFA)等・コンプライアンス研修・ホットライン設置・暴力等根絶相談窓口(JFA)・試合運営管理規定の策定・各種リスペクト・フェアプレーキャンペーンの実施 等・理事の多様性確保とアカウンタビリティ強化・内部統制強化・セミナーや研修・ホームタウン活動を通じた予防/啓発・コンプライアンスオフィサー/ヒューマンオフィサーの設置チェアマン直轄連携連携相談監査内部監査室コンプライアンス室相談・報告報告連携・報告連携38

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