2019
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▶ Jリーグの包摂性包摂性を持った舞台 = JAPAN LEAGUE27年間、地域の対抗戦をやり続けた結果、Jリーグは下図のように多様な思想や価値観を内包する場となった。一見すると相反しそうな多様な思想を、性急に限定せずに包摂することで発展してきた。サッカーという共通のフォーマットの上で、55クラブが理念を共にし、それぞれの特徴を競い合い高め合うことで、リーグ全体でさらに大きなインパクトを生み出せる力が蓄えられつつある。先達が「地域に根差したプロリーグ」という、当時は新しい仕組みを選び、四半世紀をかけて地域の豊かさをスポーツで体現する文化を築いた。次代の私たちは、どのような色を選び、どのような価値を育み、誰にその価値を届けていきたいだろうか。互いに相反しているようにも見える多様な価値観を包摂するJリーグ百年構想技術革新世界水準地域密着リアルなつながりホームグロウン市民クラブクラブのある日常全国 55クラブ市場競争100億クラブ非日常・熱狂責任企業ワールドクラスデジタルのつながり社会共創MANAGEMENT STRATEGYJリーグのサステナビリティー37

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