▶ コンセプト日本型人材育成システムの確立に向けた取り組み特集:Project DNA2019年2月、Jリーグは育成の重点施策としてProject DNAを立ち上げた。英国からテリー ウェストリーとアダム レイムズを招へいし、コンセプトづくりから、組織の設計、個々の施策にわたってプロジェクトの全体像を整理し、育成改革への歩みを始めた。この新たなプロジェクトで、選手や指導者の資質を紡いで、ワールドクラスの選手を育て輩出する。▶ 未来を創り出すセカンドカーブの視点とはビジョン2030を達成するためには、これまでの成長曲線だけではなく、これからの成長曲線(セカンドカーブ)を含めた両方の曲線を同時に意識し、これまでの取り組みが下降線をたどる前に常に新しい目標を見直し設定していこうとする視点が必要である。Project DNAは、このセカンドカーブを意識した取り組みであり、その取り組みを連続させていくことでしかビジョンは達成できないと考えている。▶ ビジョン2030へのパスウェイリーダシップチームによるサポート201520192022ビジョン2030ー 選手や指導者が本来持っている様々な資質を紡ぐ ークラブサポートステークホルダーの戦略を加味キャリア教育ライセンス*2*1:達成と報酬を結びつけスタンダードを上げる*2:品質保持の為の制度作り育成評価システムの監査Jエリートリーグ個別育成計画IDP人材育成JHoCJAMJLiF技術委員会選手の昇格&移籍リーダーシップチームによる戦略の実行支援金&ライセンスマトリックス*1パフォーマンスプランクラブ・リーグ戦略構築パスウェイの構築日本のエリート選手が世界のトップレベルでプレーしている育成年代の活動において世界をリードする存在となっているJリーグが世界のトップリーグ世界規模の移籍戦略で投資利益を得ているDeveloping Natural Abilities10
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