8vol.272 28 Jun. 2019 2019明治安田生命J1・J2・J3リーグ 後半日程発表は8月9日(金) アジアのクラブチャンピオンを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019は、東地区で準々決勝進出の4クラブが決定。日本勢は連覇を目指す鹿島アントラーズ、一昨年の王者である浦和レッズが8強入りを果たした。 グループステージは5月29日に終了。東地区のラウンド16は、ホーム&アウェイの第1戦が6月18、19日、第2戦が同25、26日に行われた。日本勢対決となったのが、サンフレッチェ広島 vs 鹿島。鹿島はホームの第1戦をMFセルジーニョの決勝点で1-0と先勝後、第2戦は2-3と敗れた。2戦で1勝1敗、合計得点も3-3と並んだものの、アウェイでのゴール数で上回り勝ち抜いた。 浦和は逆転での準々決勝進出。ホームの第1戦はFW杉本健勇が先制も、蔚山現代(韓国)に1-2の敗戦と苦境に立たされた。だが、第2戦ではFW興梠慎三の2得点で2試合合計スコアを逆転。さらに1点を加えて3-0と快勝し、1勝1敗、2試合合計4-2でラウンド16を突破した。興梠はACLの試合出場数を61、通算得点を23と伸ばし、それぞれ自らの持つ日本人選手最多記録を更新した。 なお、川崎フロンターレはグループステージで敗退した。 5月22日にグループステージを終了した2019JリーグYBCルヴァンカップは、6月19、26日にホーム&アウェイのプレーオフステージを終えて、準々決勝進出8クラブが出そろった。同ステージを突破したのは、北海道コンサドーレ札幌、FC東京、名古屋グランパス、ガンバ大阪の4クラブ。これにAFCチャンピオンズリーグ2019参加の鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島を加えた計8クラブが、ノックアウト方式のプライムステージで争う。同ステージの組み合わせはオープンドロー(詳細は後日発表)で決定する。 プレーオフステージを2戦2勝で突破したのは、準々決勝進出が実に22年ぶりの札幌。ジュビロ磐田に2-1で連勝し、FWアンデルソンロペスが2試合で3得点の活躍を見せた。優勝経験のあるFC東京とセレッソ大阪の対決は、FC東京に軍配。ホームの第1戦を1-0と制し、先制された第2戦は1-1の引き分けに持ち込み、1勝1分で勝ち抜いた。 第1戦でベガルタ仙台に2-0と先勝した名古屋は、アウェイの第2戦で0-1と敗れて1勝1敗となるも、2試合合計2-1のスコアで8強入り。G大阪はアウェイの第1戦でV・ファーレン長崎に4-1と快勝。第2戦は長崎に2-0と追い上げられたが、2戦合計4-3で6年連続の準々決勝進出となった。 AFCチャンピオンズリーグ2019第2戦で鹿島を準々決勝進出に導く2得点を決めた土居(左)。「ここ最近、ずっと結果を出せている」と充実のプレーが続く鹿島アントラーズ、浦和レッズが準々決勝進出2試合で3得点をマークする活躍で、札幌を久々の準々決勝進出に導いたアンデルソン ロペス(右)。うち2点は「いつも練習している」というPKによるゴール(写真は第2戦)グYBCルヴァンカップ2019JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ終了 準々決勝進出8クラブが出そろう順位クラブ勝点試合勝分敗得点失点得失点差Aグループ1北海道コンサドーレ札幌962311311+22V・ファーレン長崎 862221011-13横浜F・マリノス8622298+14湘南ベルマーレ7621379-2Bグループ1ベガルタ仙台12633095+42FC東京10631264+23サガン鳥栖5612336-34柏レイソル5612347-3順位クラブ勝点試合勝分敗得点失点得失点差Cグループ1セレッソ大阪11632194+52名古屋グランパス96231111103大分トリニータ76213710-34ヴィッセル神戸5612368-2Dグループ1ガンバ大阪116321105+52ジュビロ磐田9630368-23清水エスパルス862228804松本山雅FC5612369-3〈プレーオフステージ〉ジュビロ磐田1 - 2、1 - 2北海道コンサドーレ札幌名古屋グランパス2 - 0、0 - 1ベガルタ仙台FC東京1 - 0、1 - 1セレッソ大阪V・ファーレン長崎1 - 4、2 - 0ガンバ大阪〈グループステージ〉第1戦で「貪欲に点を取りにいった」というG大阪の18歳のFW中村敬斗は、チーム4点目を押し込んだ。今シーズンのルヴァンカップでは3得点をマーク
元のページ ../index.html#8