5vol.272 28 Jun. 20192014(平成26年)第五代Jリーグチェアマンに村井 満が就任昇格直後のガンバ大阪が国内三冠を達成J1の優勝争いはまたも最終節にもつれ込む大接戦。J2から昇格して1年目のG大阪が浦和、鹿島を抑え、ヤマザキナビスコカップに続くタイトルを獲得した新たに就任した村井チェアマンは早速、「若いスタッフが自発的に意思決定できるように」三本部制などJリーグ内の組織変更にも着手した●入場者:527万5387人(前年比:+4340人)●平均入場者:1万7240人(前年比:+14人)●入場者:304万3948人(前年比:−3万5233人)●平均入場者:6589人(前年比:−76人)●入場者:44万4966人●平均入場者:2247人J1J2J3J1順位(かっこ内は勝点。勝点が同じ場合は得失点差)①ガンバ大阪(63)②浦和レッズ(62)③鹿島アントラーズ(60)④柏レイソル(60)⑤サガン鳥栖(60)⑥川崎フロンターレ(55)⑦横浜F・マリノス(51)⑧サンフレッチェ広島(50)⑨FC東京(48)⑩名古屋グランパス(48)⑪ヴィッセル神戸(45)⑫アルビレックス新潟(44)⑬ヴァンフォーレ甲府(41)⑭ベガルタ仙台(38)⑮清水エスパルス(36)⑯大宮アルディージャ(35)⑰セレッソ大阪(31)⑱徳島ヴォルティス(14)※大宮、C大阪、徳島が降格J2順位(かっこ内は勝点。勝点が同じ場合は得失点差)①湘南ベルマーレ(101)②松本山雅FC(83)③ジェフユナイテッド千葉(68)④ジュビロ磐田(67)⑤ギラヴァンツ北九州(65)⑥モンテディオ山形(64)⑦大分トリニータ(63)⑧ファジアーノ岡山(61)⑨京都サンガF.C.(60)⑩コンサドーレ札幌(59)⑪横浜FC(55)⑫栃木SC(55)⑬ロアッソ熊本(54)⑭V・ファーレン長崎(52)⑮水戸ホーリーホック(50)⑯アビスパ福岡(50)⑰FC岐阜(49)⑱ザスパクサツ群馬(49)⑲愛媛FC(48)⑳東京ヴェルディ(42)㉑カマタマーレ讃岐(33)㉒カターレ富山(23)※湘南、松本、山形(J1昇格プレーオフ)が昇格、富山が降格J3順位(かっこ内は勝点。勝点が同じ場合は得失点差)①ツエーゲン金沢(75)②AC長野パルセイロ(69)③FC町田ゼルビア(68)④ガイナーレ鳥取(53)⑤グルージャ盛岡(45)⑥SC相模原(43)⑦福島ユナイテッドFC(36)⑧ブラウブリッツ秋田(34)⑨FC琉球(34)⑩Jリーグ・アンダー22選抜(33)⑪藤枝MYFC(30)⑫Y.S.C.C.横浜(24)※金沢が昇格Jリーグアウォーズ(丸数字は受賞回数)【最優秀選手賞】遠藤保仁(G大阪、①)【ベストイレブン】GK 西川周作(浦和、③)、DF 太田宏介(FC東京、①)、森重真人(FC東京、②)、塩谷 司(広島、①)、MF 柴崎 岳(鹿島、①)、武藤嘉紀(FC東京、①)、レオ シルバ(新潟、①)、遠藤保仁(G大阪、⑪)、FW 大久保嘉人(川崎F、②)、宇佐美貴史(G大阪、①)、パトリック(G大阪、①)【得点王】大久保嘉人(川崎F、②)18得点/32試合【ベストヤングプレーヤー賞】カイオ(鹿島)日付Jリーグ関連の出来事世の中の主な出来事1月1日第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝(横浜FM 2-0 広島、国立競技場)31日社員総会、臨時理事会を経て村井 満が第五代Jリーグチェアマンに就任 「Jリーグ自体の活性化をもっともっと進めていきたい。ピッチ上のクオリティーをもっと高め、フェアで魅力的なサッカーを盛り上げていく」などと抱負(vol.214)特任理事を新設2月7日ソチ冬季オリンピック(~23日)22日FUJI XEROX SUPER CUP 2014(広島 2-0 横浜FM、国立競技場) 3月1日J1(18クラブ)開幕 異例の大雪により甲府は開幕戦を国立競技場に移して開催2日J2(22クラブ)開幕8日J1第2節の浦和 vs 鳥栖(埼玉スタジアム2002)で浦和サポーターが差別的内容の横断幕を掲出 「今回の行為は、私が就任当初から申し上げていたフェアプレーの精神に逆行した事象です。(中略)フェアで世界に誇れるJリーグ。それは、Jリーグを愛する人たち全員で築いていかねばなりません」(村井チェアマン、vol.215)9日J3(11クラブ+Jリーグアンダー22選抜)開幕 23日J1第4節の浦和 vs 清水(埼玉スタジアム2002)を差別的横断幕掲出の制裁として無観客試合で開催4月1日消費税が5%から8%へ22日3つのフェアプレー宣言への合意と推進を発表 ピッチ上、ファイナンシャル、ソーシャルの各フェアプレー6月12日2014FIFAワールドカップブラジル(~7月13日) 日本はグループステージ1分2敗で敗退。優勝はドイツ7月14日スウェーデンのイェーテボリで行われたゴシアカップ2014(~19日)のU15BoysのカテゴリーでU-14Jリーグ選抜が優勝 同大会で日本チームの優勝は初めて8月6日スルガ銀行チャンピオンシップ 2014 CHIBA(柏 2-1 ラヌス/アルゼンチン、日立柏サッカー場)9月23日J1第25節で1993年の開幕以来のJ1リーグ戦通算入場者が1億人を突破 計6045試合で達成11月8日2014Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝(広島 2-3 G大阪、埼玉スタジアム2002) ニューヒーロー賞は宇佐美貴史(G大阪) 19日理事会で山口のJ3入会を承認23日J2終了 優勝は湘南 J3終了 優勝は金沢12月7日J1昇格プレーオフ決勝(味の素スタジアム)で山形が千葉を1-0で下す 讃岐が長野とのJ2・J3入れ替え戦を制してJ2残留8日J1終了 G大阪が優勝 9日2014Jリーグアウォーズ(横浜アリーナ) 最優秀選手賞は遠藤保仁(G大阪)13日第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝(G大阪 3-1 山形、日産スタジアム) G大阪は 国内主要タイトル三冠を達成16日明治安田生命保険相互会社と2015年度からのJリーグタイトルパートナー契約を締結 「Jリーグの理念を曲げずに、地域の活力を生む力になってほしい。Jリーグを本当に愛しているサポーターをもっともっと増やしてほしい。もちろん、そういうお手伝いをわれわれもしていきたいと思っています」(根岸秋男 明治安田生命社長、村井チェアマンとの対談で。Vol.224)23日2014Jユースカップ決勝(鹿島 1-1、PK4-3 G大阪、ヤンマースタジアム長居)3回戦総当たりで行われたJ3の初代王者は金沢。第25節で首位に立ち、1節を残して優勝を決めた無観客で行われた浦和 vs 清水。試合開始前には浦和の阿部勇樹選手が差別撲滅宣言を読み上げたJリーグタイトルパートナー契約を締結した明治安田生命の根岸社長(右)と村井チェアマン
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