2019/4(Vol.271)
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トピックス(2月28日~4月24日)※各項目の詳細については、Jリーグ.jp(https://www.jleague.jp)を参照 Jリーグは4月11日、2・3月度の各賞を右表のように発表した。 月間MVPは今シーズン、明治安田生命J3リーグが新たに加わり、「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間 MVP」(MEIJI YASUDA J.LEAGUE KONAMI MONTHLY MVP)の名称で発表する。選考委員会によって表彰選手が決まり、受賞者にはクリスタルオーナメントの他、明治安田J1は30万円、同J2は20万円、同J3は10万円の賞金がそれぞれ授与される。 月間ベストゴールは、今シーズンからJ2・J3もそれぞれで選考される。明治安田Jリーグの全ゴールを対象に、選考委員が選出。明治安田J1月間ベストゴールは、2019Jリーグアウォーズで発表・表彰される「年間最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなる。 今シーズンの新設が月間優秀監督賞。明治安田Jリーグの全監督が対象で、リーグ戦の成績などを基に選考委員が選出する。同賞に選定された監督は、12月に開催予定の2019Jリーグアウォーズで表彰される「優秀監督賞(J1・J2・J3)」にノミネートされる。 なお、これら3賞では新たにロゴマークを掲載のように決定した。それぞれJ1・J2・J3のバージョンもある。 Jリーグと株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、モバイルゲーム「ウイニングイレブン 2019」を競技タイトルに使用したeスポーツ「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」を共同で開催。最も身近なデバイスであるスマートフォンを活用したeスポーツを通して、新しいサッカーの楽しみ方を提供し、サッカーファンの拡大を目指すという、双方の目的が一致したことを受けて実施する。 大会は幅広い世代が参加できるように、J1・J2各40クラブのメンバーは「15歳以下(U15)」「18歳以下(U18)」「全年齢(フル)」の年齢別3選手で構成される。3月に始まったオンライン予選の通過者が、6月のクラブ代表選考会へ進出して登録クラブが決定し、その後7月の大会で優勝クラブが決まる。また、各クラブには成績順位に応じて総額1500万円の賞金が用意され、クラブサポーターを含めた盛り上がりを目指す。大会日程や方式などの詳細はJリーグ公式サイト(https://www.jleague.jp/ejleague/we/2019)などで告知する。 Jリーグの村井 満チェアマンは「今大会は、Jリーグとして初めてモバイルという形でのチャレンジとなります。“いつでもどこでも”利用できることがモバイルの特徴です。既にリアルなサッカーはDAZNで視聴ができますが、それに加えてゲームでもJリーグを楽しんでいただけることになり、よりサッカーが身近になることを確信しています」と話した。また、コナミデジタルエンタテインメントの早川英樹代表取締役社長は、今回の取り組みについて「JリーグとのeJリーグ ウイニングイレブンの取り組みを通じ、選手として参加する・会場で応援する・動画で視聴するなど、サッカーの楽しさの幅をより広げていき、日本サッカーのさらなる発展を共に目指していきます」と述べている。 Jリーグは4月6日より、昨年に引き続き「FIFA eWorld Cup 2019」につながるeスポーツ大会を、日本サムスン株式会社の特別協賛を得て「FIFA19グローバルシリーズ eJ.LEAGUE SAMSUNG SSD CUP」として開催している。 同大会はエレクトロニック・アーツ社(EA)のゲーム「EA SPORTS™ FIFA 19」のFIFA Ultimate Team (FUT)モードで実施し、オンラインによる予選大会と、オフラインによる決勝ラウンドを開催。同ラウンドは4月28日(日)、29日(月・祝)に、日本サッカーミュージアム「ヴァーチャルスタジアム」で行われる。優勝者には、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する公式eスポーツ大会「FIFA eWorld Cup 2019」の世界予選である「EA SPORTS™ FIFA 19 Global Series Playos」の出場資格を得るためのポイントが与えられる。優勝選手および成績上位者に対してポイントが与えられる他、優勝選手には賞金100万円が授与される。 なお、昨年はJリーグ初のeスポーツ大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」として開催され、オンライン予選178人、クラブ推薦5人の計183人が参加。浦和レッズのかーる選手が優勝した。 Jリーグは性別、年齢、世代を問わず、さまざまな機会を通じて多くの方々にスポーツが身近にあるライフスタイルを提案している。今シーズンのJリーグは、外国籍選手枠の変更、ホームグロウン制度の導入など、「Jリーグの中に世界をつくる」をキーワードにアジア、世界へ発信ができるプロサッカーリーグになることを目指している。昨年に続き、サッカーゲームの世界標準であるFIFAシリーズを採用したeスポーツの開催によって、世界で活躍する選手の輩出を目指すとともに、大会を通じてサッカーの魅力を発信していく。2・3月度のMVP、ベストゴール、優秀監督賞を発表FIFA19グローバルシリーズ eJ.LEAGUE SAMSUNG SSD CUP開催2019明治安田生命Jリーグ KONAMI月間 MVPディビジョン受賞者ポジションJ1藤本 憲明(大分トリニータ)FWJ2鈴木 孝司(FC琉球)FWJ3山田 寛人(セレッソ大阪U-23)FW月間ベストゴールディビジョン受賞者ポジションJ1伊藤 翔(鹿島アントラーズ) 第2節(3月1日)、vs 川崎フロンターレ、21分FWJ2清武 功暉(徳島ヴォルティス) 第2節(3月3日)、vs FC岐阜、90+5分FWJ3福家 勇輝(カマタマーレ讃岐) 第1節(3月10日)、vs いわてグルージャ盛岡、27分FW月間優秀監督賞ディビジョン受賞者J1風間 八宏(名古屋グランパス)J2樋口 靖洋(FC琉球)J3小林 伸二(ギラヴァンツ北九州)JリーグとKONAMIがJ1・J2全40クラブによるeJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズンを共同開催村井チェアマン(左)と早川社長J1のKONAMI 月間 MVPは2~3月にリーグ戦最多の5得点を決めた藤本。昇格した大分の躍進の原動力となった➡ 得点の映像は下の写真をクリックJ1月間ベストゴールの伊藤。トップスピードで走り込みながら、後方からのロングパスを絶妙のタッチでコントロールし、冷静に決めたJ1月間優秀監督賞の風間監督は「みんなが楽しめるサッカーを目指している中で、このような賞を受賞でき、とても光栄」と喜びのコメント 2・3月度6vol.271 25 Apr. 2019

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