理事(常勤) 米田 惠美Jリーグに参画するにあたってのミッションは大きく2つです。1つは、経営のゆがみを整え血流を良くすること。つまり、ビジョンや戦略の立案を行い、経営サイクルを健全化し、改革スピードを加速することでした。2018年に大部分の仕組み化は完了しましたが、2019年はそれを定着させるとともに、社会的価値の可視化、人材開発などに注力して取り組んでまいります。もう1つが、社会連携の推進です。時代は、価値の交換モデルから共創モデルに変化しています。25周年の未来共創「Jリーグをつかおう!」ワークショップには「未来づくりを一緒にやろうよ」という想いを込めました。そこから生まれたアイデアが徐々に具現化しています。クラブ主語から地域主語に。2019年はより多くの人に参画していただけるよう、その基盤を整えてまいります。Jリーグの本来の役割は何か。開幕時から掲げてきた理念を大切にし、社会と連携しながら、より多くの人と共に、地域のためにやれることを、精一杯やっていきたいと考えています。Jリーグは関わった人たちが成長できる舞台であり続けたいと思います。そして、私たちは関わる全ての人の幸せと、地域、日本の豊かさに貢献できるよう全力で挑戦を続けてまいります。経営のバージョンアップと社会連携で豊かな「J」をつくる一助になりたい米田 惠美 [ Emi Yoneda ]2004年新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)入社、建設・不動産業、放送業、コンテンツ産業、自治体、公益法人などを担当。06年慶應義塾大学経済学部卒業。13年に独立し、米田公認会計士事務所設立。同年、組織開発パートナーである(株)知惠屋を共同設立。17年日本プロサッカーリーグのフェローを経て現職。その他の活動として、公認会計士協会東京会青年部部長、公認会計士三田会副会長などを歴任。保育士資格を持ち、在宅診療所の立ち上げにも従事。7903COMMENTS役員紹介・新役員コメント
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