▶ マーチャンダイジング(商品化)商品化ルールの規制緩和街やスタジアムをクラブカラーに彩る応援グッズ。これまでは、Jリーグが商標管理を支援しながら、クラブのTシャツやフラッグなどの応援に必要な最低限のグッズ企画や製造を一元的に担ってきた※。※株式会社Jリーグマーケティングの主管業務今般、Jリーグは商品化事業の収益最大化を目指し、2019年より商品化ルールの規制を大幅に緩和し、クラブが応援グッズ(下図10アイテム)を自由に企画し製造できることとした。クラブは、入場料収入、協賛金収入に並ぶ柱のひとつとして商品化事業収入が一層重要な収益源となることが期待される。さらに、規制緩和に伴いクラブと地域の関連産業の連携が進むことで、クラブや地域の独自色を表現することが可能となり、ホームタウンのファン・サポーターとのコミュニケーションがより一層促進されることを期待したい。BadgeStickerUchiwaFlagMegaphoneT-shirtsTowelCapKey holderHandkerchief・BandannaBasic 10 Itemリーグの収入における商品化収入の比率J1全クラブの営業収益における物販収入の比率65%公衆送信権44.4%広告料15.9%その他19.7%入場料11.6%配分金18%協賛金2%入場料8.4%物販2%商品化13%その他J CLUBJ CLUBJ CLUB2018年まで2019年から発注製造・管理・流通販売7202MANAGEMENT STRATEGYBusiness&Management戦略の全体像施策
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