2018
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▶ パートナーとの共創価値の創出明治安田生命との取組事例従来、露出価値の一方方向の提供であったスポンサーシップは、現在では共通課題を互いの価値を用いて解決していくパートナーシップへと昇華している。Jリーグが持つ、ステークホルダーを引き寄せ、繋げ、それを拡大していく機能を活用して、共に歩むことでパートナーの課題を解決するとともに、パートナーの様々な強みと連携し、新たな価値の創出や社会課題の解決といった共創価値の創出を目指している。 Jリーグは大会協賛、映像配信などのパートナーシップにより様々な価値を創出しているが、パートナーの強みは多種多様であり、更に多様なパートナーシップの在り方があると思われ、よりシナジーが大きく共創価値を創出するパートナーシップの在り方を目指す。JリーグタイトルパートナーとJリーグトップパートナーである明治安田生命保険相互会社は2018年、「明治安田生命Jリーグ ウォーキングプログラム」を主催した。Jリーグが後援したこのイベントは、Jクラブの選手たちが地域の人々と一緒に歩くことで、運動機会の提供や健康づくりを応援していく取り組み。3月に始まった「みんなの健活プロジェクト」の一環でもある。明治安田生命はこの他にも「明治安田生命フットサルフェスタ Supported by adidas」を開催し、他のJリーグパートナーも運営・宿泊、賞品提供などでサポート。Jリーグとパートナー各社がそれぞれの特長、強みを生かして連携し、スポーツを通じた豊かな社会の実現を目指している。パートナー関係構築社会課題新たな価値解決創出金融食品集める引き寄せるつなげる大きくする広げる観光Eコマースメディア情報通信小売テクノロジー©J.LEAGUE7102MANAGEMENT STRATEGYBusiness&Management 戦略の全体像施策

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