検証: Jリーグの中に世界をつくるイングランド 初戦スタメンの所属クラブ検証1では、ワールドカップの上位の国は5大リーグへ多くの選手を輩出しているという事実を確認した。それは、日本も同じように、ワールドカップで上位に入るためには、5大リーグに多くの選手を輩出する必要があり、国内リーグが空洞化してしまうことは避けられないということを示唆しているのだろうか。ここで、もうひとつ、イングランドに注目してみたい。イングランドの初戦スタメン選手は全員自国リーグであるプレミアリーグ所属となっているからである。プレミアリーグは外国人枠による制限がなく、世界中の強者が集まった厳しい競争環境である。その中に占めるイギリス人の割合は約40%程度であり、そうした厳しい競争を勝ち抜いた選手がイングランド代表チームとなり、ベスト4まで躍進している。つまり、自国リーグが競争の激しい世界水準のリーグであれば、自国リーグの選手で代表チームを構成することで、世界水準と遜色ないチームをつくれることを示唆している。これは、Jリーグに多くの海外選手が所属し、競争の激しいリーグであることが、代表強化にも直結することを示唆しているのではないだろうか。選手ジョーダン・ピックフォードカイル・ウォーカージョン・ストーンズハリー・マグワイアキーラン・トリッピアーアシュリー・ヤング所属クラブエバートンマンチェスター・シティーマンチェスター・シティーレスター・シティートッテナム・ホットスパーマンチェスター・ユナイテッド選手ジェシー・リンガードジョーダン・ヘンダーソンデリ・アリハリー・ケーンラヒーム・スターリング所属クラブマンチェスター・ユナイテッドリバプールFCトッテナム・ホットスパートッテナム・ホットスパーマンチェスター・シティーGKDFDFDFDFDFMFMFMFFWFW201RESULTS & TOPICS特集 1282801RESULTS & TOPICS特集
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