3vol.264 7 Aug. 2018 (単位:百万円、▲:損失)J1合計J2合計J3合計J1+J2+J3合計2016年度 2017年度2016年度 2017年度2016年度 2017年度2016年度2017年度(18クラブ)(18クラブ)前年比(22クラブ)(22クラブ)前年比(13クラブ)(14クラブ)前年比(53クラブ)(54クラブ)前年比営業収益65,52273,479+7,95728,87931,079+2,2004,9946,004+1,01099,395110,562+11,167 広告料収入30,60532,635+2,03014,82315,709+8862,9043,210+30648,33251,554+3,222 入場料収入13,35314,473+1,1204,4884,401▲87500445▲5518,34119,319+978 Jリーグ配分金4,0428,533+4,4911,9613,263+1,302222478+2566,22512,274+6,049 アカデミー関連収入2,9212,878▲431,3191,430+111455576+1214,6954,884+189 物販収入5,4886,183+6952,1662,112▲54213314+1017,8678,609+742 その他収入9,1138,777▲3364,1204,162+42700981+28113,93313,920▲13営業費用63,42272,780+9,35829,14030,184+1,0445,2736,063+79097,835109,027+11,192 チーム人件費28,34534,458+6,11312,22313,278+1,0551,7411,950+20942,30949,686+7,377 試合関連経費5,4856,253+7682,4112,177▲234338509+1718,2348,939+705 トップチーム運営経費5,5796,085+5063,4113,393▲18772845+739,76210,323+561 アカデミー運営経費2,0392,156+1179971,164+167297328+313,3333,648+315 女子チーム運営経費176229+53135139+44344+1354412+58 物販関連費3,9894,435+4461,6421,419▲223123198+755,7546,052+298 販売費および一般管理費17,80819,164+1,3568,3208,615+2951,9592,189+23028,08729,968+1,881営業利益2,100700▲1,400▲260895+1,155▲279▲60+2191,5611,535▲26 営業外収益546438▲108218139▲797450▲24838627▲211 営業外費用447139▲30885122+371821+3550282▲268経常利益2,199999▲1,200▲128911+1,039▲224▲30+1941,8471,880+33 特別利益171317+1462102▲2082824▲4409343▲66 特別損失8112+10417638▲1386619▲47250169▲81税引前当期利益2,3621,204▲1,158▲96876+972▲262▲24+2382,0042,056+52法人税および住民税621551▲70154263+10938+5778822+44当期純利益(損失)1,741653▲1,088▲250615+865▲265▲33+2321,2261,235+9 4. 決算数値(J1・J2・J3クラブ合計)の概要•J1・J2・J3合計で営業収益、営業費用ともに約112億円増加し拡大均衡となっている• 当期純利益は、合計で前年比約900万円の増加、全体で黒字となっている 3-1. 3期連続赤字・債務超過クラブ(J1・J2) 2017年度のJ1・J2クラブの財務状況1. 2017シーズンの主なトピックス 3-2. 3期連続赤字・債務超過クラブ(J3) 2017年度のJ3クラブの財務状況※ 数値は各クラブの百万円単位の金額を単純合計したものであり、端数処理の関係で合計数値が一部、一致しないところがある※ 賞金はJリーグ配分金ではなく、その他収入に含まれている2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度2017年度該当クラブ(2017年度)単年度赤字13128 5 811鹿島、新潟、G大阪、神戸、水戸、千葉、横浜FC、湘南、金沢、京都、山口3期連続赤字65000 0なし債務超過9 110000なし2013年度2014年度2015年度2016年度2017年度該当クラブ(2017年度)単年度赤字5 52 53YS横浜、鳥取、琉球3期連続赤字ー100 0なし債務超過120 0 0なし•2016年度に続き、3期連続赤字・債務超過のクラブはゼロ•赤字は3クラブ増加、そのうち2期連続赤字は金沢、京都の2クラブ20040060080010001100120010003005007009001999年度(26)2000年度(27)2001年度(28)2002年度(28)2003年度(28)2004年度(28)2005年度(30)2006年度(31)2007年度(31)2008年度(33)2009年度(36)2010年度(37)2011年度(38)2012年度(40)2013年度(40)2014年度(51)2015年度(52)2016年度(53)2017年度(54)66 89 95 102 117 128 106 148 151 144 160 175 204 205 239 245 295 289375 379 436 435 440 472 555 543 588 621 594 545 524 567 554 593 601 655441 468 531 537 558 601 661 691 739 765 755 721 728 773 793 868 937 994Jリーグ総合計J1J2J3単位:億円( ) 内はクラブ数29 39 501,10673531160① J1・J2・J3合計の事業規模は、Jリーグ史上初めて1000億円を突破。純資産10億円超は昨年から2クラブ増加し8クラブに。② 2016年度と比較し、営業収益が約112億円増加(2011年度以降、7年連続で増加)。同時に営業費用も約112億円増加し、拡大均衡で推移。③ DAZNとの契約により、Jリーグ配分金が全体で約60億円増加しているが、クラブの営業努力によるその他の営業収益も例年と同水準で増加している。主要営業収益項目の成⾧率は、106%前後を維持している。④ 2016年度に続き、J1・J2・J3全てのクラブで、3期連続赤字、債務超過がゼロとなった。⑤ 浦和レッズは、自身の持つJリーグ史上最高営業収益を上回り79.7億円を計上した。2017年度Jクラブ経営情報開示 Jリーグはクラブ経営の透明性向上のため、クラブ別の個別経営情報を発表している。2017会計年度分は5月25日、7月30日に発表。ここでは発表内容の一部を掲載した。 営業収益・営業費用を見ると、ともに昨年より増加しており、拡大均衡で推移している。営業収益は、Jリーグクラブライセンス制度導入前の11年度が728億円(38クラブ)、同制度を導入した12年度が773億円(40クラブ)で、昨年度はついに1106億円(54クラブ)に達した。こうした着実な増加は、投資を可能にする財源確保につながっていると見ることができる。営業費用のうちの人件費が増加しているのも、有力選手の獲得など、魅力あるフットボールクラブづくりへの取り組みに結び付くものといえるだろう。全体の営業収益成長率は111.2%となった。これにJリーグ配分金の増加が大きく貢献しているのは確かだが、広告料収入、入場料収入なども堅実な成長率を維持しており、クラブの営業努力の成果がうかがえる。•2016年度に続き、3期連続赤字・債務超過のクラブはゼロ•赤字は2クラブ減少、赤字の3クラブのうち鳥取、琉球が2期連続赤字*2013年度のクラブ数は、新入会クラブの所属リーグにおける財務数値を基準としている2. 営業収益(売上高)合計値の推移54クラブの収益の総合計は、過去最高の約1106億円
元のページ ../index.html#3