GLOBAL STRATEGY45276万人48万人9万人546万人1,272万人19%25%1,598万人韓国637万人7%インドネシア4%オーストラリアニュージーランド中国32万人9%7%シンガポールタイ284万人11%14%マレーシアインド Jリーグはアジアを中心に、放送網を広げている。インドネシア、ミャンマーなどでは、日本の番組を国外のテレビ局に向けて編成・配信する「WAKUWAKU JAPAN」において、その他の日本のコンテンツとともに人気を博している。また、シーズン開幕戦、ヤマザキナビスコカップ決勝、明治安田生命Jリーグチャ②リーグへの関心度向上アジア太平洋各国でのJリーグへの興味度の推移・興味者推定人口 2012年のアジア戦略開始以降、多くのクラブがアジアに活動を展開。Jリーグでは、各クラブのニーズをヒアリングしながら、現地クラブとのマッチングなど、活動をサポートしている。 セレッソ大阪はいち早く手をあげた。Jリーグのタイプレミアリーグとの提携の翌月に、バンコクグラスFCとの提携を発表した。これまでにタイの農村地域でヤンマー社スポンサードによるサッカー教室を開催。今年は、ヤンマー社がバンコクグラスFCをスポンサードJリーグの「アジア戦略」し、逆にタイのビール会社であるシンハー社がC大阪をスポンサードするなど、活動を多角化している。 各国代表や海外強豪クラブとの親善試合も積極的に企画・サポートしている。2015年1月にはインドネシア ジャカルタで「WAKUWAKU JAPAN 開局1周年記念 パナソニックカップ 2015」を開催。ガンバ大阪がペルシジャ・ジャカルタを4-0で下した。本試合はインドネシア地上波で生中継され、スタジアムにも多くの観客が押しよせた。 代表選手のみならず、若手有力選手が海外にチャレンジするようになって久しい。これは代表強化につながる一方で、Jリーグの空洞化も招く。2014 FIFAU-20ワールドカップでも、日本はアジアの予選を勝ち抜けず、4大会連続で出場を逃した。これらの状況は、Jリーグの競技レベルが停滞し、放送権料等の事業収入にも悪影響を及ぼす、という負のスパイラルにつながりかねない。 一方でアジアにおいては、日本代表とJリーグの注目度は高いことも事実。30①クラブのアジア進出をサポート「アジア戦略」4つの活動展開年前、ASEAN諸国に負けていた日本代表が、Jリーグの創設と共に急成長し、なでしこジャパン日本女子代表は世界チャンピオンにもなった。また日本は、八百長がなく、クリーンで、ファイナンシャル・フェアプレーが遵守され、老若男女を集めるスタジアムを有する世界でも稀なリーグである。Jリーグが持つ育成やリーグ運営のノウハウをアジア各国に無償提供し、アジアサッカーの発展・成長に貢献し連携することが必要。 そのための枠組みとして、アジア各国リーグとの「リーグ間提携」を進めると同時に、「放送地域の拡大」に着手している。これらをベースに、2012年「アジア戦略」を開始した。「アジアのフットボールマーケットの創出と成長」「アジアフットボールの競技力の向上」を目標に、次の4つの活動を展開している。ンピオンシップなどにおいては、アジア各国の有力メディアを招待し、試合中継と連動させJリーグの露出向上を図っている。結果、タイ、マレーシア、インドネシアにおけるJリーグの関心度は着実に向上してきている。出典:レビュコムジャパンセレッソ大阪とシンハーとの記者会見 ©セレッソ大阪ⓒ ガンバ大阪GLOBAL STRATEGY45276万人48万人9万人546万人1,272万人19%25%1,598万人韓国637万人7%インドネシア4%オーストラリアニュージーランド中国32万人9%7%シンガポールタイ284万人11%14%マレーシアインド Jリーグはアジアを中心に、放送網を広げている。インドネシア、ミャンマーなどでは、日本の番組を国外のテレビ局に向けて編成・配信する「WAKUWAKU JAPAN」において、その他の日本のコンテンツとともに人気を博している。また、シーズン開幕戦、ヤマザキナビスコカップ決勝、明治安田生命Jリーグチャ②リーグへの関心度向上アジア太平洋各国でのJリーグへの興味度の推移・興味者推定人口 2012年のアジア戦略開始以降、多くのクラブがアジアに活動を展開。Jリーグでは、各クラブのニーズをヒアリングしながら、現地クラブとのマッチングなど、活動をサポートしている。 セレッソ大阪はいち早く手をあげた。Jリーグのタイプレミアリーグとの提携の翌月に、バンコクグラスFCとの提携を発表した。これまでにタイの農村地域でヤンマー社スポンサードによるサッカー教室を開催。今年は、ヤンマー社がバンコクグラスFCをスポンサードJリーグの「アジア戦略」し、逆にタイのビール会社であるシンハー社がC大阪をスポンサードするなど、活動を多角化している。 各国代表や海外強豪クラブとの親善試合も積極的に企画・サポートしている。2015年1月にはインドネシア ジャカルタで「WAKUWAKU JAPAN 開局1周年記念 パナソニックカップ 2015」を開催。ガンバ大阪がペルシジャ・ジャカルタを4-0で下した。本試合はインドネシア地上波で生中継され、スタジアムにも多くの観客が押しよせた。 代表選手のみならず、若手有力選手が海外にチャレンジするようになって久しい。これは代表強化につながる一方で、Jリーグの空洞化も招く。2014 FIFAU-20ワールドカップでも、日本はアジアの予選を勝ち抜けず、4大会連続で出場を逃した。これらの状況は、Jリーグの競技レベルが停滞し、放送権料等の事業収入にも悪影響を及ぼす、という負のスパイラルにつながりかねない。 一方でアジアにおいては、日本代表とJリーグの注目度は高いことも事実。30①クラブのアジア進出をサポート「アジア戦略」4つの活動展開年前、ASEAN諸国に負けていた日本代表が、Jリーグの創設と共に急成長し、なでしこジャパン日本女子代表は世界チャンピオンにもなった。また日本は、八百長がなく、クリーンで、ファイナンシャル・フェアプレーが遵守され、老若男女を集めるスタジアムを有する世界でも稀なリーグである。Jリーグが持つ育成やリーグ運営のノウハウをアジア各国に無償提供し、アジアサッカーの発展・成長に貢献し連携することが必要。 そのための枠組みとして、アジア各国リーグとの「リーグ間提携」を進めると同時に、「放送地域の拡大」に着手している。これらをベースに、2012年「アジア戦略」を開始した。「アジアのフットボールマーケットの創出と成長」「アジアフットボールの競技力の向上」を目標に、次の4つの活動を展開している。ンピオンシップなどにおいては、アジア各国の有力メディアを招待し、試合中継と連動させJリーグの露出向上を図っている。結果、タイ、マレーシア、インドネシアにおけるJリーグの関心度は着実に向上してきている。出典:レビュコムジャパンセレッソ大阪とシンハーとの記者会見 ©セレッソ大阪ⓒ ガンバ大阪
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