2015
44/59

44GlobalStrategyグローバルフットボールの潮流 世界のフットボールは「欧州一極集中」の構図が進んでいる。今や世界中で欧州のトップリーグの試合が放送され、いつでも、どこでもチーム情報を得ることができる時代。特に、プレミアリーグは巨額の放送権を元手に世界中のスター選手を集め、全世界が毎週末の試合を心待ちにしている。またその人気が更なる放送権料の増額につながっているのだ。この構図の中で、南米やアフリカは、若手選手を欧州に供給することで移籍金を得て自国を強化するという「選手輸出国」としてのポジションを確立してきた。 一方、アジアはどうだろう。2014FIFAワールドカップブラジルでは、アジア勢は1勝もできず。アジアからプレミアリーグには毎年約539億円の放送権料が支払われているなか、競技レベルも事業規模としても世界に遅れをとっており、このままでは世界との差は広がるばかり。グローバルフットボールの競争は熾烈だ。パートナーシップ協定締結国とJリーグ放送国アジアの提携リーグ国9ヶ国提携タイカンボジアベトナムシンガポールインドネシアマレーシアカタールミャンマー2015シーズンJリーグ放送あり+パートナーシップ協定締結国パートナーシップ協定締結国2015シーズンJリーグ放送あり(予定含む)2015(3~6月)Jリーグ 海外放送状況2,081時間1,014万人中継放送時間中継視聴者数国際戦略グローバル化の鍵はアジアとの連携イラン44GlobalStrategyグローバルフットボールの潮流 世界のフットボールは「欧州一極集中」の構図が進んでいる。今や世界中で欧州のトップリーグの試合が放送され、いつでも、どこでもチーム情報を得ることができる時代。特に、プレミアリーグは巨額の放送権を元手に世界中のスター選手を集め、全世界が毎週末の試合を心待ちにしている。またその人気が更なる放送権料の増額につながっているのだ。この構図の中で、南米やアフリカは、若手選手を欧州に供給することで移籍金を得て自国を強化するという「選手輸出国」としてのポジションを確立してきた。 一方、アジアはどうだろう。2014FIFAワールドカップブラジルでは、アジア勢は1勝もできず。アジアからプレミアリーグには毎年約539億円の放送権料が支払われているなか、競技レベルも事業規模としても世界に遅れをとっており、このままでは世界との差は広がるばかり。グローバルフットボールの競争は熾烈だ。パートナーシップ協定締結国とJリーグ放送国アジアの提携リーグ国9ヶ国提携タイカンボジアベトナムシンガポールインドネシアマレーシアカタールミャンマー2015シーズンJリーグ放送あり+パートナーシップ協定締結国パートナーシップ協定締結国2015シーズンJリーグ放送あり(予定含む)2015(3~6月)Jリーグ 海外放送状況2,081時間1,014万人中継放送時間中継視聴者数国際戦略グローバル化の鍵はアジアとの連携イラン

元のページ  ../index.html#44

このブックを見る