Ⅱ‐2.BSCヤングボーイズ_ Jリーグ欧州スタジアム視察2014報告書 (2014年2月8日(土)~16日(日)) 17 来場手段も、試合当日の公共交通機関無料乗車など、街全体の行事として可能な限り対応している。近代的な新しいスタジアムが出来れば良いのではなく、施設・立地・セキュリティ・おもてなし・来場手段・年間利用方法・維持管理費用の軽減など、総合的に考える必要がある。 今後、多数の地方クラブがスタジアム新設時に課題となる数々の答えが、スイスのスタジアム運営にはある様に感じた。 【資料写真】 ※1.ベルン旧市街地 ※2.スタジアム屋根上に エネルギー学習センター 旧市内中心を走るトラム(LRT)、10路線以上、バスとあわせて市民の主要な移動手段。スタジアム前へも直接乗入れがある スタジアム屋根に突き出た形で設置されたエネルギー研修施設、子供たちの学習に使われる 学習センター内部はソーラーパネルの設置された屋根も 見渡せ、説明パネルや模型が設置されている インタビューに答えて くれた久保裕也選手。 スタジアムについて、 「試合後も車の渋滞なく帰ることができる」と語っていた 街のバックにはスイスアルプスの遠景 13世紀から残る世界遺産のベルン旧市内全景 Ⓒスイス政府観光局 ⒸBild BKW ⒸBild BKW
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