ホームタウン・イレブンミリオン欧州研修2009報告書
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Ⅱ‐1.レバンテ Jリーグ ホームタウン・イレブンミリオン 欧州研修報告(2009年1月) 7 ナザレ市営スポーツセンター。レバンテがこの施設の指定管理者を取得しており、その一般収入が、女子の運営費の一部に当てられている。 この施設には、人工芝のサッカー場が1面、フットサル場が2面、テニスコート、体育館が併設されていて、かなり立派な施設である。 レバンテ訪問の翌日に、スーパーリーグ女子第15節 レバンテvsレスタルティ戦が開催され、その試合を観戦した。 選手のほとんどが、学生(大学生)であり、中には学校の体育の先生も。数字をはっきりとは教えていただけなかったが、選手にはちょっとした生活が出来るほどのサラリーがクラブから支払われている。 女子1部リーグに所属しているほとんどのクラブが、運営費の半分を自治体から援助されている。 5. 所感 同じ市内にスペインではビッグクラブであるバレンシアCFが存在する。良きライバルであると同時に、負けないように努力していることがうかがえた。 ファンに対して“開かれたクラブを”を意識し、ファンを大切にしファンの意見を取り入れながらクラブ運営に反映していた。 スペインではなじみの“ペーニャ”の存在をクラブは非常に大事にし、クラブと共に一緒に戦おうと言う気持ちが伝わってきた。

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