Ⅲ‐1.ベレネンセス Jリーグ ホームタウン・イレブンミリオン 欧州研修報告(2009年1月) 18 チーム/クラブ概要 【リーグ】 Liga Sagres(1部)/Portugal 【創設】 1919年 【ホームタウン】 リスボン (人口:279万人) 【スタジアム】 Estádio do Restelo (25,000人収容) 【平均観客数】 2008:2,810人 【ソシオ会員数】 12,000人 【タイトル】 リーグ:1回、ポルトガル選手権:3回、カップ:3回 【活動種目】 総合型スポーツクラブ (サッカー、フットサル、ハンドボール、バスケット、ラグビー、陸上、水泳、 トライアスロン、バレーボール、グラウンドホッケー等 全27種目) 1. クラブ訪問 ポルトガルの政治、経済、文化、教育の中心である首都リスボンの西端、ジェロニモス修道院やベレンの塔など世界遺産が建ち並ぶ観光名所のベレン地区にあるクラブを訪問した。CFベレネンセスは1945-46年シーズンにはサッカー国内リーグで優勝。2000-01年シーズンにボアヴィスタFCが優勝するまではビック3(ポルト、スポルティング、ベンフィカ)以外でリーグを制した唯一のクラブ。 サッカー以外にもハンドボール、バスケットボール、フットサルなどの各スポーツ部門を持つ総合型のスポーツクラブで敷地内にスタジアム、天然芝ピッチ1面、人工芝ピッチ1面、クレーピッチ1面、屋外ハンドボールコート1面、体育館、総合プールを備えている。敷地内の施設に併設された小さいBARも合計4箇所あった。 訪問に対してフットボール管理部門のエリオ・ナシメント氏とミゲル氏が施設の案内、質疑応答の対応をしてくださった。 (クラブ管理部門の左がエリオ・ナシメント氏、右がミゲル氏) (1)スタジアム スタジアムはリスボン市より土地の提供を受けて1956年に完成し、2003年にゴール裏の屋根を増築し現在の形になった。増築には300万ユーロ(3億6千万円)かかったが、リスボン市が60%を負担し、クラブが40%を5年返済で負担をした。ショップも1箇所併設している。 ピッチの周りには6レーンのトラックがありスタンドからピッチの距離があるがトラック部分も座席の椅子もクラブカラーのブルーとライトブルーで統一されていた。スタジアムの外壁にはクラブ往年の名Ⅲ.ポルトガル 1. ベレネンセス (C.F Os Belenenses) 2009年1月13日(火)訪問 深澤 陽介(清水)、本間 一憲(千葉)、畔柳 豪(湘南)
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