欧州におけるサッカースタジアムの事業構造調査2008報告書
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Frits Philips氏は1960年代に10年間、フィリップス社の社長をつとめた。PSVの試合を見るときはビジネスラウンジよりも、庶民と一緒にいることを好んだ。氏は2005年、100歳の誕生日のときも、その席で観戦したという。大衆に人気のあった氏の座席には記念のプレートが掲げられ、いまは誰にも販売しないそうだ。 ホームはロッカーに隣接した屋内アップ場には、満員のスタジアムの絵が描かれている。壁面にはチームスローガンが掲げられている。 図 19:ホーム側のチームスローガン CASE 5; Philips Stadion (Eindhoven, Netherlands), ver.6 p.8 Copyright ©Japan Professional Football League / Research Institute for Sport Business, Waseda UNIV 2008, All Rights Reserved 図 16: Frits Philips氏の記念品と、記念席 ロッカールームは、ホームとビジターの差が大きい。ホーム用の方が広いだけでなく、意匠、設備などもすぐれている。 図 17: ホーム側の選手ロッカー 図 18:ホーム側の屋内アップ場 図 20:記者会見室 図 21:スタジアム内に設置されたファンストア

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